或る日、妻が揚げ物をしていた。
鶏肉にスイートコーンを衣につけ揚げる。
娘の好きなおかずだ。
良く水切りをしたはずのトウモロコシが破裂した。
右手を高温の油シャワーが襲う。
家中に響き渡る絶叫。
台所へ行くと、
右手を押さえ苦悶の表情で痛みに耐える妻。

冷水を!

ではなくて、お湯を!
えっ?
なんで?

説明している暇はない。
ポットからお湯をボウルへ入れお風呂温度にする。
恐がる妻に有無を言わせず手を入れさせた。

あーっ、痛い痛い!
我慢しろ! ぬるくなった、お湯追加。
え? それ、熱すぎるんじゃない?
いいんだ。我慢しろ。

しばし漬け湯・・・♨

どうだ?
うん、痛くない。
だしてみろ。痛いか?
痛くない。なんで?
なんでかは知らん。火傷にはお湯なんだと。
ふーん、、、

で、アルニカクリームを塗布。
なぜアルニカ?
それしか手持ちがないからだ。ケガにはアルニカ。
ふーん、、、

よくこんなこと知ってたね。
実は今日が初めてなんだ。
は?・・・・
結果が良くて良かったよ。
・・・・
良かっただろ?
うん。。。。

翌日、火傷をしたであろう部分を見ると、うっすらと赤味がある程度。痛みはなし。水ぶくれなどは皆無である。その後、跡形もなく治癒した。本人曰く、こんなに跡形もなく早く治るとは驚き。今までの中で一番早く治った。次に火傷したらお湯に入れるわ。 と言っておった。(それなら軟膏も置いておかねばな)


ホメオパシーは同種療法。どんな同種療法が世間にあるだろうか? という授業で、二日酔に迎え酒、赤ワインのシミは白ワインで、白髪染めがついた地肌には白髪染めで、などがあるらしい。そして、火傷にはお湯。まあ、昔から一部では実践されていたようなので、ホメオパシー「的」としている。

火傷に冷水だとその時は気持ちが良い。
しかし、水から出すと痛いのでまた入れる。
いつまでたってもジンジンと痛い。
ところが、
お湯に入れると最初はかなり痛む。
しかし、その内に治まる。
治まった後でお湯から出しても痛みはない。

入れられてしまった熱エネルギーを身体としては放出してしまいたいのだが、冷水だと封印してしまい熱エネルギーがこもり、温水だと発散できる!? こんな説明で左脳人間が納得できるはずはないのだが、結果がすこぶる良い。ということで、理論などはどうでもいい。

お湯が良かったのか?
アルニカクリームが良かったのか?
その両方が良かったのか?
要素が2つになると分からない。

少なくとも、火傷にお湯は有効らしい。
どの程度の火傷まで有効なのかは分からないです。

実験的にちょっとした傷に対してアルニカクリームを塗ってみているが、痛みが即消える。これが不思議だ。その後の傷の治りも早い。効果重視のためか香りはない。というか、ちょっとくさい。けど、良くなるからいいわ。これはドイツから買ったけれど、ネット通販ではいろいろ物色できます。
参考までに。


★私が現在通学中の学校★
ハーネマン・アカデミー・オブ・ホメオパシー(HAOH)
http://www.hahnemann-academy.com