三重県四日市市のかすみがうらクリニックへ初出勤の日を迎えました。
本当に月日の流れはあっという間です。
気づいたらこの日を迎えていました。

毎週水曜日だけの非常勤ではありますが、多くの皆様と同じく、新たな門出です。祝福を頂いた方々には厚く御礼申し上げます。心の中で想っている方も、これから想う方も、あとでという方へも厚く御礼申し上げます。

予防医療という感じでアナウンスしていたのでどうかなあと思っておりましたが、初日にして予約の方が2名おられました。有り難いことです音譜

正直、どうやっていこうかなあと思っておりましたが、お困りのポイントは自分の状態や検査データへの説明不足と理解不足による不安のようです。いろいろな方々とお話をして感じた一般的なことなのですが、病気の場合や、疑い病名を告げられた場合ですと漠然とした不安から闇雲に健康食品に手を出したりドクターショッピングをしてしまったり知人の言葉を鵜呑みにして右往左往したりして最終的には思考停止となり医療漂流者となっていく という構図です。

今日のお二人ともに「あー、スッキリした」と笑顔で帰られました。こんな感じで続けていけたらいいなあと思っています。多くの方々の幸せを目指して、現在使われていない病棟などを有効活用すべく理事長さまとアイデアを出し合って実現に向けて少しでも前の方に進んでいこうと思います。実現できるようになりましたらアナウンスして参ります。


で、自分の身体に、

いま、何が起こっているのか?
いま、どのような状態なのか?
考えられる病気の仕組みはなんなのか?

では、何ができるのか?
医療はどこまで役に立つのか?
するならどのような検査が必要なのか?
得られた結果はどう解釈するのか?

日常生活でできることは何なのか?
すべきことは何なのか?
医療以外に何があるのか?
などなど、、、

これらが明らかとなれば、
きっと心が落ち着くでしょう。
現状を把握して、
すべきことが分かること、
それが大切だと想います。
2人として同じ状況では無いので、
個々にテーラーメードとなります。

モヤッとからスッキリへ

それを一般的な医者はやらない。
やれない。
する気も無い。
する時間も無い。
患者は不安になる。
医者を変える。
繰り返し検査する。
検査で異常なしといわれても納得できない。
ああ、悪循環。

悪循環を絶つ

そして、やる事が分かったら、
取り敢えずはしばらく続けることです。
継続は力なり。
やめたらそこがゲームセット。

だって、
治ろうとする力、自然治癒力、自己修復能力を発揮したからといって一夜で何とかなりはしないです。車が故障して動かなくなったとして、その場で乗って帰りたいとは言えないでしょうし。板金塗装を一夜で頼まないでしょうし。エンジン交換なら何ヶ月かかるか分からないし。。。

身体の中でも治るスピードが場所によって違うので、新陳代謝の激しい胃腸の粘膜なら1週間もあれば何とかなるでしょうが、新陳代謝の極めて遅い神経は年単位が必要です。見込みをお伝えする事も大切かな。

Q:余命半年といわれました。どうしましょう?
A:医学ではお手上げ宣言が出たので行く意味はなんでしょう? 半年というのは主治医の経験値から導き出された、その医者だけの経験則です。鵜呑みにしますか? けっこう、外れます。当たれば「医者は予言者だ」、外せば「あれはやぶ医者だ」、それだけです。医学でお手上げなら、何をしますか? 世の中には・・・・

Q:人間ドックで*癌の疑いといわれました。更なる検査を勧められています。
A:検査で疑いを晴らすか、否か。追加検査で黒と出たら何をするのか。その「何」をしたいのかどうか。検査によってたくさんの分岐点が発生しますので、それを図式化して行き着くところまで書いて、どうしたいのかを考えましょう。この場合ですと・・・・・

Q:指を切断しました。いつ生えてきますか?
A:あなたは人間なので生えてこないと思います。

患者さんの内容は守秘義務があるので具体例は出せませんけれど、まあ、こんな感じでやっております というイメージして頂ければと存じます。

重要な点として「自分はどうしたいのか」を明確にすることです。


この辺のお話しは過去のブログにもたくさんございますので、ご興味とお時間がございましたらお読み頂ければ幸いですラブラブ