・・・中編からの続き

なんだか大作になってしまった。。。


10)で、どうすればいいの?

医療で何の対処ができるのか?
その対処は自分にとって必要か
 ~必要とは「必ず」「要る」かどうか
 ~避けては通れないことなのか
受けた説明で十分な納得ができたのか?
納得した結果、幸せがイメージ出来るのか?
生活の(QOL)は確保されているか?
 ~対処により生活にどのような不自由が起こる可能性があるのか?

そのためには、医者の一言一句を正確に捉え、解釈すること。
**の可能性 → 見込み/矛盾が無い
**的な → **っぽい
(根治 → 根っこから治るっぽい
20%有効 → 80%ダメ(有効:治るではない)
余命** → 私お手上げ
五分五分 → 丁か半か/分かんない
運が良ければ → 運を天に/ビニ傘1本で崖から飛んでみよう
賭けましょう → 万馬券当てろ/命を万が一に賭けろ
という感じで翻訳してみましょう。

判断基準は自分の人生
判断基準を得るためにはひたすら学ぶこと
その上で疑問点などは主治医と語り合うこと
最終決定権はご自身にしかないこと
自分の人生の責任は自分で負うこと
 ⇒ 家族や親戚、友人の言うことに翻弄される人が多いです。では、その人、責任を取ってくれるの? もの凄く勉強した上での発言なの? 単に世間の常識を押しつけているだけじゃないの? そうなら、心配の気持ちだけを有り難くもらってお引き取りいただいて下さい。

★恐くて医者に質問できない人⇒全てを受け入れるという人生の選択を自らしたという自覚を持つこと/まな板の鯉で捌(さば)かれるのが好きな人

語り合えない主治医には命を預けない
 だって、人生がかかっているんですから真剣ですよね合格

受けた医療、薬剤で凌いでいる間に、病を作り上げた自分の生きざまを省みて、ひたすらに改善し続けることです。下向きのベクトルを上向きに変えることが第一歩。そのための補助として医療は役に立つことがあります。現代医療一辺倒では健康に、幸せに至ることは困難である。そう思っていいです。
早期発見早期治療という健診、検診、ドッグなども利用の仕方によっては有意義です。ただ、通常よりも判断基準値が低めに設定されていることが多いので、だいたいの人は引っかかるようになっています。見逃しを防ぐ為 なんですけど、、、 ね。どのような心持ちで受けるかが問題になるのです。著書の続・健康自立力とか、以前のブログを参照してみてください。

参照:◆ 健康への身体作り(簡易まとめ)
参照:◆ 健康診断、がん検診の受け方

どんなに努力しても、結果が悪ければ、そこに至る過程が悪い。それに気づくこと。これだけしたんだから・・・ という努力の見返りを求めてはいけません。


11)現代医療から離れるって?

信じていた医療に背を向けることは、医療の本質を知らない方にとっては勇気の要ることだと思います。少しでも学んで実感して本質を獲得して下さい。その直感、けっこう当たってます。そして、世間で偽医学だとか、非科学的だとか、そう言われている事柄で実際に病気を消している人がたーくさん実在しているという「事実」を認識すべきです。島ではそのような人を「奇跡」「たまたま」といいますけれど、もーーーの すごおーーーく、たくさんいるので、奇跡でもたまたまでも無いことを理解するのは容易いのです。日本中をウロウロして分かりました。それが理解できない医者は、狭い狭い島の世界でだけの判断基準なのだ ということです。ただそれだけです。取り敢えずですね、両方の世界を見比べて分かったことなのです。はい。
正直申しますと、島を出てみてですね、自分勝手に難病やら癌を消している人にたくさんあうことはショックでした。白血病を勝手に治した人に遭遇したときにはたまげました。まあ、ショックを受けたということは、、、島の洗脳から解けきってはいないということになります。まだまだです。人間、すごいよ。大自然から見たら人智はまだまだ稚拙ですよ。

事実を淡々とみる目
実は大切なことなのです。

なんとなーく、代替医療を分類してみますと「食品系」「経絡系」「ヒーリング系」「断食と排毒」「特殊医療系」になるかなーと思います。たくさん有りすぎて入れてないこともあるでしょうけど全てを知っている訳では無いのでご容赦下さい。食品系からだけたくさん選んでいる人を見ると、うーんと思います。気持ちは分かります。この10年ほど、島から離れて患者さんと接してきて分かったことは、

<1>これさえあれば病気が消えるというアイテムは原則無いということ。原則です。例えば、キノコで癌を消せた方は、海藻でも、茶系でも、菌系でも、何を選んでもきっと消えるでしょう。それだけ自然治癒力に余力が有ったということです。余力=健康貯金。世の中には色々あるので、いろいろな分野から選ぶ方がいいかなと。なにで背中を押すか。それだけ。決め方は簡単。好きか嫌いか。結果が伴っているか否か。ただ、ベクトルの向きが下向きでは背中を押しても上には行かないです。

逆に、健康貯金を長年の不摂生によって使い果たしている方は、上記の何をやっても戻れなかったりします。それを**は効果が無かったなどという短絡思考短絡判断を下して健康食品コレクターやら代替医療ジプシーになっています。自分で治す。その気持ちがなければアイテムは功を奏しません。

<2>心がほどけている 達観している 悟りの境地へ至っている。三途の川へ転落し、もがき苦しんだ果てに掴んだ境地なのかなと。私は幸いにして自分が三途の川で溺れず、溺れた人と果てしなく接してきたために達した境地+数々の学び。禿げましたが、それ以外に大病せずに達する事が出来た。これは、五体満足でやるべき事があるじゃろ! というメッセージと受け止めています。この「こころ」というか「たましい」というか「愛」というか「あの世」というか、大病から戻ってきた方々と接してみて、健康への道筋の7割くらいを占めているという感触を得ています。

心がほどければ 病もほどける
心がほどけねば 病もほどけぬ


人は必ず死ぬ。
だからこそ、いま生きている時に何を為すのか。
病気を悔いたり、死の恐怖に怯えて生きることでは何も好転しません。
精一杯、世のため、人のために生きるのです。
死を受け入れることが肝要なのです。
この話はまたの機会に。。。


最近の話題はファスティング。断食は世界最古とも言える療法ですが、抗加齢学会でもカロリー制限で長寿であり老化防止というのは常識化してきました。プチ断食は日常でできますけれど、本格的な断食は正しい指導の下に行わないと危険なので気をつけて下さい。
代替医療とひとくくりにされて島からさげすまれていますけれど、やってみれば分かります。結果が伴えば、それは当たりです。ともかく納得して行って下さい。ただ、病気で困った人の足元をすくう悪徳業者もいるのでこちらの見極めも大切です。ともかく、気をつけてとしか言いようがないですメラメラ

参照:◆ 自然治癒力は医学で未解明
参照:◆ やせることに成功しているわ ♪


今、病気で困っていて、
病院と 医者と どう対峙すれば、、、
そんな方のために書きました。
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この本を読まれてから主治医と話しをされた方複数とお話しを伺いますと、やはり主治医への質問が鋭くなります。鋭いと言うことは核心を突くと言うことです。質問が鋭くなると主治医は「こやつ侮れん」と感じるせいでしょうか(分かりますけど)、対応が丁寧になったとのことです。よく勉強されましたねと誉められたりしたと。そして、患者側の希望をことごとく聞いてくれるとか、納得いくまで説明をしてくれるとか、医師患者関係が良好だったとのことです。少しでもお役に立っているならば嬉しいです。



それぞれが長い3部作を最後までお読み頂いた方、お疲れ様でした。
後編だけの方、前編と中編を是非に。

そして、応援して頂いているみなさま、いつもありがとうございます。