毎日、毎日、新聞に載っているので、既に1つの景色になってしまい、もはや改めて見る気もしなくなっているであろう線量表示。どこまで本当かは分からないけれど、この数値の見方を確認しましょう。

$田中佳先生のブログ-11-6-30福島線量


この数値、1時間当たりに ○○ μSV ということですね。

1000時間当たりにすると、×1000ですから、そのままの数値で単位が μ(マイクロ) → m(ミリ) へ変わります。

1000時間は、約41日間です。

1年は 8760時間ですから、表記されている数値に掛ければ年間被曝量が推計できます。1000で割ればmSv(ミリシーベルト)ですね。まあ、 8.76 を掛ければいいのですけれども。


左下から順繰りに計算してみましょうか。

     郡山市 会津若松 福島市 飯舘村 南相馬市 浪江町 いわき市
1時間  1.19  0.15   1.31  2.85  0.48  16.6  0.21  μSV
1000時間 1.19  0.15   1.31  2.85  0.48  16.6  0.21  mSv
8760時間 10.42 1.31   11.48  24.97  4.20  145.42 1.84  mSv


郡山市はかなり離れておりますが、現時点で年間10mSv(ミリシーベルト)を越えている状況です。福島市も11mSvを越えています。飯舘村は20越え。浪江町は145越え。

ネットでも色々な数値が出ていまして、どれが本当かは分かりませんが、
「ロシアのチェルノブイリでは、たった5・24マイクロシーベルトで、「周囲30キロが、今でも立ち入り禁止区域」になっているという。」
「チェルノブイリ立ち入り禁止区域の地表の数値0.25マイクロシーベルト」
日本のホットスポットが東京都の葛飾区や、千葉県の松戸、柏にもあるように、上記のどちらを取っても、チェルノブイリの立ち入り禁止区域レベルはゴロゴロあると思うべきですね。

郡山市で実測した方が数値を公表していますが、個人レベルの測定にて参考値だということです。半端な数値ではありませんね。8.76を掛ければ年間のミリシーベルトが出ます。
http://www.geocities.jp/taneichiseikeigeka/newpage3.html