百田尚樹さんの 『影法師』という時代小説を読んだ

主人公 戸田勘一(後の筆頭国家老・名倉彰蔵 下士生まれ)と磯貝彦四郎(24歳までは超スーパーヒーロー 中士生まれ)
この二人の関係は「友情」などと言う甘くたやすい言葉で言い表すことが出来ない


このような男同士の究極の契りなど 有り得るのだろうか?!
しかし時代小説というのは それをも可能にしてしまうので面白い

武士社会のあきれるほどの理不尽さは
現代では当てはまらないのだが引き込まれてしまう
判官贔屓なお且つ立身出世物語は日本人は大好きだ


百姓一揆の首謀者である万作は
家族ともども磔(はりつけ)死罪に成ることを承知で
直訴状を城下へ持っていく

オヨさんは5歳の息子 吉太が
万作より一足早く磔刑で死んでいくところが印象に残ったようだ


〇〇のためなら命も惜しくない
むー 
そうだな 私の場合なら さしずめ子どもの為なら
臓器のひとつ位 ちっとも惜しくない
これは親子の愛情に他ならないのだが

全編に流れる刎頚(ふんけい)の友のためなら己の命など無きも同然 
の空気感
彦四郎 カッコ良すぎるぞ
勘一 なんでもっと早く影法師の存在に気付いてくれなかったの

それもまた邂逅(かいこう)というものか・・・


百田さん
彦四郎が主人公の 続・影法師 を読みたいです