男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。
土佐日記の作者、紀貫之は男なのに女のふりをして土佐日記を書いた人物として有名である。
(おそらくもっと偉大な功績はたくさんあるのだろう。が、まじめに古典の授業を受けなかった人間が持っている知識はこの程度である。。。)
いわゆる現代でいうネカマといっても過言ではない。
この偉大なる先人に倣って、私も過去にオンラインゲームでネカマをしていたことがある。
「黒い砂漠」のモバイル版がリリースした当時にネカマをしていた。
黒い砂漠はPCゲームとしてクオリティも高くて有名だが、アプリ版はひどい出来だった。
今でいうオートゲー、放置してたら勝手に進む。
強くなるためにはリアルマネーを使ってガチャを引き、強い装備をそろえる、、、
まさに地獄。。。
その中で唯一まともだったのはゲーム内ギルドだけだった。
そこではギルメンが集まって大きな敵と戦ったり、皆で写真撮ったり、交流できたりなどできて、まだまともな作りだった。
当時、キャラを女の子で作っていた私はそのギルドの中で女の子だと思われていた。
しゃべり口調も丁寧語で話してたし、一人称は自分だし勘違いされてもしょうがない。
女の子扱いされるのも悪くなかった。
ただプレゼントシステムとかはなかったので貢物とか姫プとかはなかった。
男性陣からはなにもなかった。
ただよくわからないけど女性陣からめっちゃ人生相談されるようになった。
年齢層が若く、高校生とか上京前の大学生とか多かったからかめっちゃ相談された。
恋愛のこととか進路のこととか、それならまだごまかせる。
ただ化粧品とかメイクとかそこら辺のことを聞かれても適当に答えることしかできなかった。
しかもそれを鵜吞みにするから余計につらい。
そのうちいたいけな若い女の子をだますことがしんどくなって、私はそのゲームから消えていった。
もうネカマなんて二度としない。
今思うとネカマだってばれてたのかなあ
今月でその子たちがちょうど社会に出るころだ。
元気にやっているかなあ
以上どうでもいい話でした。
この画像はネカマの時のワイの画像
途中で書きながら後悔した、たいしたオチもないのに文章書くのつらい。
【今日の学び】
書く前にオチを先に考えとこう
それかこんな感じの話は書くのやめよう、もっとラフにかけるやつだけ書こう