昨日イッキに読んじゃって。
いやー、泣いた。
波乗り介助犬リコシェ ~100万人の希望の波に乗って/辰巳出版
¥1,836
Amazon.co.jp
本の裏表紙のコメントを抜粋。
***
言う事はきかない、鳥を見れば追いかける、
穴ばかり掘っている・・・
リコシェは介助犬訓練を脱落しかけていた。
唯一興味を示したのはサーフィンだけ。
悩んだトレーナーのジュディは、訓練をやめるという
苦渋の決断をした。
だが、ありのままのリコシュを受入れると決めたその日から、
ジュディとリコシェの世界は一変する。
自分らしく振る舞うことを許された犬と人が起こした、
優しい奇跡とは・・。抜粋ここまで。
***
奇跡って、自分らしく生きてる時に、起こると思う。
そして実はそれは、奇跡じゃなくて、
大いなるモノの導き、自分の流れなんだと。
介助犬として失格のレッテルを貼られながらも、
「自分らしく生きたいんだ!」と、
必死に伝え続けるリコシェの葛藤や、
トレーナー・ジュディの、深い愛情ゆえの苦悩。
そしてその後、
リコシェが、まさにその「強み」を活かして
自由に生きる事を許された瞬間から始まる、
ジュディとリコシュの快進撃や、優しい奇跡の数々・・。
こうして書いててもまた泣けてくるわ・・。
心と体が傷ついた人に、
リコシェは全力で寄り添うの。
自分の大好きな、サーフィンと海を通して。
そこにはもちろん、
言葉なんていらなくて。
リコシェと一緒に波に乗ると、
傷ついた人々は、
自分を縛っていた何かから、解き放たれて、
本来の自分を取り戻す。
犬と人と海とサーフィンの、
それぞれの、なんて素敵なチカラ。
あとね、ワタシが43歳で初めてサーフィンした時のコトも
思い出したりしてしまった。
ワタシもある意味、あの時は傷ついていた。
3回続けて流産して、
原因がわからないままに
いろんな治療もしてみて、
でも何だか疲れ果ててしまって。
さらに、自分を責めて。
そんなとき、サーファーのオットが言ったのだ。
「emiwoちゃん、サーフィンしよう」
初めて波に押されて、
沖から砂浜に辿り着いた瞬間の事を
今でも鮮明に覚えてる。
何だか知らないけど、笑いが止まらなくなっちゃって、
波打ち際で、腹這いのまま、
ひとりしばらくゲラゲラ笑ってた。
だから、なんだか、
リコシェと共に、自分や自由を取り戻していく人達にも
シンパシーを感じてしまったりね。
そんなわけで、この本、おススメです
犬が好きな人も、海が好きな人も、サーフィンが好きな人も、
・・・その、どれでもなくても、
なんだか自分は人と違う・・・変・・?と思ってる人も、
自分じゃない何かになろうとして苦しくなってしまってる人にも。
感動を引きずってるので、少々、暑苦しくてごめんあそばせ♡