鎌倉殿の13人…第44話・45話 | emitandyのお城、古墳・歴史大好きブログ

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歴史好きで寺社仏閣、行き先々で発見してはブログにup中。

なかなかUPできずにいました💦




第44話 「審判の日」


ともに鎌倉殿の子として

生まれながら、

別々の道を歩んできた二人。

運命は、神仏の前で 

交錯しようとしている。


今朝小栗旬くんがNHKの「朝イチ」に出演と知って

録画して視ました。

後4話で、27日は「W杯サッカー」と丸かぶりですが

両方楽しみに視てくださいというコメントを残されて

いました。

27日はいよいよ鶴岡八幡宮の大階段の続きですが

どのようになるのか本当に楽しみなのと

後4話は内容が盛りだくさんだとも言っていました。

確かに「承久の乱」というまさしく平安の貴族階級の世から

武士が国を動かしていくことになる大きな転換点でも

あるのです。

また、今回は義村役の山本耕史くんやチーフ演出者の方、

歴代義時の奥さん3人が手紙、メッセージビデオなどで話して

下さって楽しく視れました。


さて本編の感想も残り少なくなりましたが、

私も完遂したいと思っています飛び出すハート




もはや、オープニングのお笑いは

これからの事を考えると痛々しい感じがしました😂


「義時と犬」の夢は「吾妻鏡」に記載されているようですが、

戌年生まれだったという設定で

政子は丑年だったと言っていましたから8歳差という設定なんですね。

曖昧で最初の頃に考察していたことがここで少し謎解きができたような

気がしました。


運慶は最初にできて人手不足で「


のえさんは一生懸命に「北条の輪」に入ろうとしていたけれど

「りくさん」さんにも北条の輪に入るコツを聞いたり

「辛気臭い」と義時のことは言っていたけれど、実は頑張っていた

のかもしれませんね。



※今回「朝イチ」で言っていたけれど、のえさんは以前から義時の事を

みていて惹かれていたのかもしれなくって、でも一緒になったら違ったのかも

という様な感じなのでは思ったという様な事を設定にした様です。


これから義時はのえさんに理不尽な言葉かけをしてしまう様な

ことも言っていました。


今回の「朝イチ」をみてからそう思ったのではなく、

手を何回も上げていたけれど「輪」に最後まで入れなかったのが

かわいそうな気がしたので思ったことです。


遠くで聞こえたけれど

「寅」と実衣さんに言っていたのは聞こえたかな?



政子の願い


「いつまでもこんな時が続きますように…」



源頼朝   6年6ヶ月  53歳 

源頼家   1年2ヶ月  23歳 

源実朝   15年4ヶ月  28歳 




という源氏三代の政権だったのですね。


「鎌倉殿の首を打てば謀反人、御家人たちの心が

離れないようにすることが肝心だと」と


公暁が右大臣の拝賀式が終わった後に討ち取る計画を話した後に

義村はいうけれど

どこまでこの公暁が実行する謀反計画が成功すると思って

いたのだろうと思う。


※この時は銀杏の木はあったかもしれないけれど、

大銀杏ではなかった様です。

元々銀杏は日本固有の在来種ではなく、鎌倉初期頃に中国から

渡らされたものではないかと言われています。

また、平成に強風で倒れてしまった木も二代目ではないかとも

言われています。


仲章はのえさんが近づいてみて欠点だと見抜いたのですね。

近づいて色々と聞いてきてもうまくはぐらかしている様ですが、

しっかり聞きたい情報を得ていたのでしょう。

そんなのえさんに育てられた朝時は八幡宮の僧が並び方を聞いてきたと

サラっと思い出して泰時とかと打ち合わせの時に言い出し、「ダメ?」などと

悪びれずに聞き返していました。


右大臣拝賀式も間も無く執り行われていこうとした矢先に公暁の周りの者が怪しいし

三浦も慌ただしい雰囲気を察して泰時が義村に参加しないように言い出しています。


半年前にも自分の右側に長老の一族のものを立たせるのか立たせないとかで

義村が遠慮し出して、式を遅らせたということがあったそうです。

この事を持ち出して

泰時は遠慮してくれとお願いしにいくのですが、

ある意味北条に公暁の計画がバレているのではないかと

勘づいた義村は公暁に計画を中止にしようと話すけれど

取り合わない公暁。


その公暁の怪しい行動と三浦の館には武装

泰時は義時に話すと

直接義村に問いただしにいく。


「若君が?冗談じゃない」と千日山籠中なのを理由にあり得ないことだと

否定しました。

それをあっさり受け入れる義時でしたが泰時は不満。


その後に衝撃的な言葉を義時は話します。


「あいつは言葉と思いが逆な時に必ず襟を制す」と

泰時に忠言しました。


だから義時はわざわざ義村に直接真意をこれまで問いただしてきた

のだと思いました。


それを知ったのはいつから?


最初の頃もよく義村には直接相談しては裏切られたことが多々あったけれど、

その中で見抜いたくせなのでしょうね。


実朝を襲撃する計画を知った義時は実朝に式を中止にしようと

話すが仲章にもそんな事が今更できないと言われ、

実朝からはまたもや私にとっても衝撃的な一言を

義時に話してしまっています。


「鎌倉の御所を西(六波羅探題)に移す」と…



義時は「この鎌倉を捨てるのですか?」と問いただすと


「後々の話だ」と


わ〜〜〜言っちゃいけない話だ。


六波羅探題とは平清盛が住んでいたところ。


平家の世の中を潰して自分達が作ろうとして流してきた

血と汗と命が元の木阿弥になってしまう。


実朝は平清盛のように貿易を考えて富み上皇・天皇と力合わせて

世の中を切り開こうとしているし、

仲章は親王将軍を立てて関白になり平安時代の「藤原家」に

なろうとしている。


ブラックな義時だけれど、それは可哀想だと思った。

一人で戦っているよ。今のところ誰にも理解してもらえない

義時が可哀想になってしまった。


まんまと三谷さんの「実朝の死」を受け入れられそうになって

きている〜。


二人の母。


実朝から自分のやりたいことをさせてくれてありがとうと

言われて上機嫌。今までの苦労が報いたと思ったら

すぐに公暁や頼家にしてきた事を知られて責められて絶望する政子。


あなたがどのようの身分でも生きてほしいと思い、

しかし例え成功しても公暁に明日はないと絶望して

いる公暁の母。


実朝は公暁に謝っていますが信じません。


実朝も公暁と源氏の世の中をと言っているけれど

親王将軍を迎えるにあたってどうしたら良いのかなんて

具体策は思いつかないでしょう。


まさかの週跨ぎでの後編に続くになるとは…



それにしても義時はのえさんに全く冷たくすぎる。

まあ、朝時や重時の子守りをしてくれるかと思ったら

朝時のような子どもになっちゃうし、和田合戦の時はさっさと

実家に帰っちゃうし。


どっちもどっちかな。



まさかの次週〜








第45話 「八幡宮の階段」


実朝の 右大臣就任を祝う武家の都。

しかし、三代鎌倉殿代替わりで生まれた歪みは、

取り返しのつかない

ところまで来ていた。

復讐の刃が向かう先は—



「天命に逆らうな」


歩き巫女のおばばはどうやってここまで来たのだろうか?



これはもしかしたら、三谷さんが「史実に逆らうな」と

自分に戒めていた事なのかな?



先週の最後に仲章にトウを送り込んで暗殺しようとしたけれど

失敗して、仲章に太刀持を交代させられてしまった義時。

最大のピンチだと思っていた義時だけれど全く仲章が現れても

見た目には動じない様に見えた義時。


義村は義時に肩を叩かれて目を見開いて驚いた様子を見せました。


「草燃える」でも義時(松平健)が義村(藤岡弘)が肩を叩かれて

驚いたのを覚えています。



始まりました。



いよいよ鎌倉殿が撃たれるのかと思いきや。


最初に公暁が放った言葉は


「義時〜」ですからね。


泰時が父上はここを離れないでください。

と忠告しに来てくれた事でやっと狙われていたのは

鎌倉殿だけではなく自分もだと…


まさか義村が自分を殺してまでもとは思っていなかったのは

ありありですね。

義村も肩を叩かれた後は義時も殺そうとしていたことは知られないように

するのに必死だった。

結局は襟を直して、義時をも殺そうとしたことが確定されてしまいました。


主人と義村は襟を正したところを確認して、


「襟触ちゃったね」と思わず笑いが出てしまいました。


その後のリカバリーの素早さは流石の義村です。



千世さんは実朝の首ない死体とよく一緒にいられますね。


辞世の句とも言えるものを残していました。


「出でて去なば 主人なき宿となりぬとも 

      軒端の梅よ 春を忘るな」

   


本歌取りという技法とも言われていて


本歌は菅原道真の


「東風吹かば におひおこせよ 梅の花 

       主なしとて 春を忘るな」



実朝は泰時に官位を与えると言って「讃岐守」を上げようと

していた時に「菅原道真と同じように」と言っていました。


もしかしたら、その時に作っていた作品と言いたいのかな?


それを作った作品の中から千世さんに渡したのかもしれません。



公暁は紙に書いてあるのを持っているのは良いけれど

しっかり見ないでも言えるようにしておかなければいけないよね。


夜に決行するのだし、大事な中心が血に染まってしまって

隙を与えてしまっているし。

もう無理がありすぎでした。


政子に公暁はあえて良かった。


自分の存在を知ってもらいたかったという理由を言っているのと

でも、結局は「公暁」としか残らない。

還俗できずに「源氏」を名乗れなかったと嘆いていました。


実朝にしても公暁にしても「鎌倉」の武士たちの

本分の「一所懸命」を理解せずにいた世代だったのです。



「鎌倉殿」亡き鎌倉をどうする?


「朝廷と鎌倉」仲立ちする仲章もいないし、駆け引きが始まりました。


さて、慈圓が出てくるのかな?


「死んだ者に気を使ってどうする?」


義時の一言、強烈でした。

これはきっと自分にブーメランで返ってきそうです。



義時は自分の生きている間には子どもは亡くなっていません。

殺されていないのです。

すごい事です。


もう戻らない、あの昔の義時だろうけれど

悪を一身に受けて守っています。


ブラック義時にはこれからもう頂点に立てば落ちるだけだよと

教えてあげたいです。


のえさんを大事にしないと…


もう遅いかもしれませんが。



政子は絶望の中から「天命」が来るまで必死に戦おうとしています。



いよいよラスト3話。




大江広元の手を汚さずに義時をも影で操っているので

黒幕かと思っていましたが、ちょっと違うのかな?



なぜならば、広元が死んでから1ヶ月後に政子は死んじゃうんですよね。


義時が死んでから一年後でもあるんです。




最後は…



義時は政子に首を絞められて死んじゃうのかな?

第22話「義時の生きる道」で八重さんは死んでしまって

孤児の子どもたちの面倒をみている義時に政子が様子を見に来た時に


義時

「子どもたちと接していると自分が幼かった頃の事を

 やたら思い出すんです。姉上にはよく首を絞められて

 いました。」

政子

「絞めていたわね」

義時

「あれはどうして?」

政子

「わからないのよ」

「なぜか絞めたくなるの」と言って


首を絞めるようなふざけをしていた政子です。



孤児を引き取り手を探していると言っている義時に


政子

「あなたには役目があるのだから、金剛(泰時)を

 しっかり育てていくという、

 八重さんも決して反対しないと思う。」


と言って義時が復帰するのだと確信して帰ります。




ここを引用するして

タイトルにもあるように「義時の生きる道」が

金剛を無事育て上げる事ならば、政子は義時を褒めてから義時の顔をみて

首を絞めて絶命させる。


その前に例え、のえさんが毒を盛ったとしても絶命させるのは政子。


そして首を絞めて殺しているところを

のえさんに見られてしまって、のえさんの毒を盛った事や

政子が首を絞めて殺した事を言わない約束をしてのえの命を取らない代わりに

「伊豆へ流す」で終わるのかな?



すごくこの第22話の時に政子が義時の顔を見ると首を絞めたくなるという

セリフがとても印象的で忘れられなかったんですよね。




さてラストまであと3話…