今回の展示の中で唯一写真を撮っていい場所がありました。
それが、観音堂が再現された展示です。
仁和寺の観音堂は修業の場所(仏様とご縁をもらう儀式を行う場所)なので
普段は、一般の人は入ることも中を観ることもできません。
今回、観音堂の解体修理が行われるために中の33体の仏像のお家がなくなるので
東京に来て展示される貴重な機会!!
しかも観音堂が壁画まで再現されているという面白い展示なんです。
あらゆる角度から写真を撮ってみました。
観音堂というくらいですから、千手観音様が真ん中に安置されています。
【千手観音…千の手とそれぞれの手のひらに描かれた目があり、
より多くの人に、それぞれに合った手で苦しみを共にし、それぞれに合った目で見つめたいという
願いが込められて創られている】
こちらの観音様は髪が黒々としていて意志が強い感じがして、
どっしりと立っている印象がありました。
個人的には
こちらの「散脂大将」が好き♡
右手に学生鞄が見える。
放課後にマックに誘われるみたいな。
かっこ良いです。
仏像は江戸時代に創られたもので古いものではないので
色が鮮やかで、お寺というより神社的な華やかな印象を受けました。
とても面白い空間で、東京の博物館の中とは思えない雰囲気が醸し出されています。
是非行ってみて下さい♪