まだ観始めて10話くらいなんですけどね。
エリザベス女王が即位する少し前から始まって……
あの有名な王冠をかけた恋のエドワード8世のお話とか……ドラマなんですけど興味深い。
エリザベス女王って頑固でダイアナ妃をいじめた印象が強かったんですけど……
これって日本の香淳皇太后と美智子様のお話に似てるけど……
でも……エリザベス女王ってそんなに意地悪な人ではないというか……頑固者でもないような……
叔父さんが王冠を捨てなければただの王女様の一人に過ぎなかったのに……
お勉強も憲法を中心に帝王学を叩き込まれてはいるけれど……その他の勉強はさせてもらえなかった。
そんな中で結婚をして子供が生まれたけれど……夫は「女王」と結婚したつもりはなく……
やはりすごい葛藤がある。
日本のように伝統が長い王室だから制約も沢山あって……
イギリスの歴代の女王はみんな聖君だし……プレッシャーは相当だったと思う。
王室の人ってのは「自己」が強い感じだし……それを統率するにはそれなりに頑固にならなければならないんでしょうね。
王冠をかけた恋にしても……とっても我が儘なんですよね結局。
そりゃあ好きな人と結ばれるって言うのは大切なことどけれど……やっぱり立場がある。
大切な仕事を支えてくれる人が愛する人というのは大事だけれど……王様だってことを忘れたらいけない。
この相手の夫人は離婚歴一回じゃないし……
王様と付き合ってた頃は不倫な訳だし……これは許されないでしょ？普通。
王室の掟としては離婚歴ある人との結婚はダメだったから……
でも……それが時の流れの中で可能になった。
まぁ、カトリックから英国国教会を作ったくらいだからそんなものは可能にしてしまうのだろうけど。
それだったら、チャールズ王太子がカミラ夫人と最初に付き合った時に認めてあげていれば、ダイアナ妃は不幸にならなかったのかもしれない…
でもまぁエリザベス女王はイギリスを背負っていかなければならなかったわけでそれを思うと頑固にもなるし……
そう考えると……日本の女性天皇は無理ですよね……
エリザベス女王とは違うけれど……日本の歴代の女性天皇は大体が中継ぎで、子供や、孫に引き継ぐためだったりが多かった。
若くて独身の天皇もいたけれど……あの「道鏡」事件に繋がるわけで……
やはり日本では無理な話。
ましてや、男尊女卑が長かった日本には無理だと思うけれど……
まぁ、ドラマが全部本当の話ではないと思うけれど……エリザベス女王は本当はとっても苦しかったんだと思うけれど……
ダイアナ妃はどれくらい理解してたのかなぁ？
これを観ていて腹が立ったのがあの王冠をかけた恋の叔父さん夫婦。
勝手に王様やめたくせに「金をよこせ」と！
王族の品位を保つにはお金が要るのは確かでしょうけど……
それなら我慢することはしないといけないんだと思うけれど……
これもなんか、今のヘンリー王子夫妻に似てるのかなぁ？
結局は我が儘にしか映らない。
眞子さまも少しは立場を考えて……我が儘は慎んでくれると良いのになぁと思ってしまった。
まぁ、皇室も王室もそれぞれで大変なんだろうけど……
意外とドラマは面白いので……オススメです。