他から、なにものからも否まれることのできないものに活きづかされる、あなた
聖アンセルムス(1033~1109、ピエモンテ生れ、ル・ベック修道院長、カンタベリー大司教)・・・神は、否もうとすれば自己矛盾に陥ることになる、なにものも否むことのできない絶対の存在であると説いた。
あなたの他者は、あなたを、否むことのできないものに生かせることで、あなたを、なにものにも替えられない、固有のあなたであるものに活きづかせる存在である。
あなたは、あなたの他者から、否むことのできないものに生きられることを通して、なにものにも替えられない、固有のあなたであるものに活きづかされているのである。
(別巻「実践中世哲学提要」第1章から ※既刊「人間の神学」を大幅改定したものを、「実践形而上学命題集の別巻として編み直したもの」)
自著「実践形而上学命題集」から、アトランダムに載せています。
※現在、出版に向けて準備を進めているところです。出版の運びとなりましたら、ぜひ、みなさんにご報告させていただきたいと思います。
