「アナクシメネス」
アナクシメネス・・・万物の原理を「気」の中に見ようとした。
欠けているものを補おうとする腕──希求
あらゆるものは、他にかかわる腕を持つ――主体
必要なところへ どこへでも赴く脚――自由
他を自身の中に包んでいる目――認識
満たされるべき胸がある――所有
かたちを与えているもの それでないもの――自分
であるものと、でないものとの境界を往来する魂――参加
持ち上げ、引き揚げる腕――能動
留められなければ、バラバラになってしまう――統合
たわまれる 何かがなされなければならない――欲情
共に歩いている 私の前にも後にもなく――時間
つねに私の前にある かかわるべきもの――空間
バランスを取ろうとして、いつも偏っている――左右一対
何かであるのと、でないのとは、一つのことである――含羞
詩と科学とが混然一体であった。
何気ない事柄、身の回りの事柄に、生の不思議を感じた。
そこから、自分の哲学的インスピレーションの原型が生まれた。
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