互いに対等なものどうしを生き合う 第26回 ルターその三 互いを創造する力を持っている | 同胞たる、おっとりとした頬を求めて!

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世界とは、貴方について書かれた書物である。

 今回は、さらに過激に述べようと思っています。


 わたしたちは、本来、互いに対等なものどうしをよりよく生き合うための力を持っていました。


 しかし、政治的文化的権威は、わたしたちが互いをよりよく生き合わないように、政治的文化的権威にしたがうようにしてきたのです。


 戦争はまさに政治的文化的権威が、わたしたちの力を利用したものといえるでしょう。


 権威の座に座っているのは、一握りのひとたちです。


 そのごく一握りに人間がどうしてわたしたちを自分たちのために動かすことができるのか。


 それは、わたしたちが、政治的文化的権威にしたがうものだと思い込まされてきたからです。


 じつは、わたしたちは互いに対等なものどうしをよりよく生き合うために、それぞれが力を与えられているのです。


 一部の人間のためにわたしたち個々の力が備わっているわけではない。


 わたしたち個々に備わっている力を恐れるから、政治的文化的権威は、わたしたちが政治的文化的権威にしたがわなければならないような、さまざまな物語を創造してきたのでした。


 そもそもわたしたちは、互いが争わなければならない理由はどこにもないのです。


 わたしたちはみな互いをよりよく生き合うために、互いに力が与えられているのです。


 わたしたちに与えられている力を一言でいうなら、魔術的な力です。


 それはどんな言葉によっても表せない力です。


 説明がつかない力だから、魔術的というわけです。


 貴方は、貴方の隣人に対して、その説明のつかない力を持っているのです。


 貴方の隣人もまた、貴方に対して、説明のつかない魔術的な力を持っている。


 どんなに魔術的か。


 貴方の人生が一変し、貴方の隣人の人生が改められる、神がかりといっていいような力です。


 貴方と貴方の隣人とは、桁外れに自信を持っていいのです。


 貴方と貴方の隣人とは、互いに何度でも命を与えることができる、途方もない力を持っているのです。