パレード | *+。。HAPPYな毎日と愉快な仲間達。。+*

*+。。HAPPYな毎日と愉快な仲間達。。+*

名古屋で不良OLをしながら、自由気ままに…しかしギリギリで生きてる平凡ななんでもなーい、ゆるーいブログでっす★★
もーじき20代も終わり…おそろしいお味噌に向かう繊細な女心をなんとなく書いてますww。。。

邦画見ました~(*^▽^*)

『パレード』

*+。。HAPPYな毎日と愉快な仲間達。。+*

題名や当時の宣伝なんかで得た印象は、ラブコメ?


しかし、実際見てみるととても深く怖い(ホラーじゃないよw)映画だったなぁ。


占い師が言った「世界に対して変化を求めていますね?でも、あなたがこの世界を抜け出したとしても、そこは一回り大きな、やはりこの世界でしかありません。世界とあなたとの戦いは、世界の方が強いのです」的な発言が全てのカギになってくるのね、きっと。
直輝は「世界」に対する変化を求めたがゆえの行動だったんだろうなぁ。。

直輝がいくら「変化」を求めて、通り魔を繰り返したとしても、その先に待っているのは、やっぱり「世界」であって、直輝が、「世界」に勝つことは難しい。

世界=「あの部屋」

直輝は、たぶんあの部屋を中心として繰り返される生活に「変化」を求めていた。
自分の犯行自体「変化」であるし、もし、その犯行が同居人たちにバレたならば、それもまた「変化」となる。
ついに犯行がバレ、今までの生活もおしまいだ、ついにあの部屋の生活にも「変化」がやってくるぞと思ったら、サトルは


「みんな知ってるよ」と言う。

みんな、知ってて黙っていると言う。
「なんで?」という直輝の問いに、サトルはこう答えた。

「だって、あの部屋、居心地いいんだよね」・・・・・・と。

同居人の彼らは、直輝の犯行について知ってはいたけれど、「あの部屋の生活を壊したくないから」黙っていたんだね。
彼らは「世界」を維持するために、あえて沈黙を保っていたと。これはつまり、直輝が「変化」を求めて犯行に走ったものの、結局、「世界」に変化はなかったってことだと思った。

そういう「敗北」を感じたからこそ、直輝は、あそこで泣き崩れたのかな。

何だか全くうまく表現できないけど、現代社会だからこそ成り立ってる関係、現代社会だからこそ描かれた作品だなってつくづく思った

→★★★☆☆