Emiです。


ゴールデンウィークも終盤を迎え、皆様いかがお過ごしでしょうか?私は1週間以上に渡り無職、無収入の状態であるのと何ら変わらず、おまけに普段なかなか会うことができない遠くに住んでいる親戚も日替りでやってくるため、お札札束の状態になってバイバイバイバイバイバイする日々が続きます。


さて、連休前半の4月28日(日)と29日(月)には、セクシュアルマイノリティへの理解を求めるイベント「東京レインボープライド2019」が東京渋谷の代々木公園で開催されましたね。

公式ホームページより


私は参加したことはありませんが、参加された方々のコメントをネットのニュース記事で読んでおりましたところ、当事者の方々の声ということで私も直接お会いして、お話を聴いたことのあるMtFさんのコメントが掲載されておりました。



私と同じように、学校の学ランの制服の着用のことでは大変苦しい思いをされていたことや、
(MtFさんであれば誰もが女性の身体の状態であって、スカートの制服を着用したいと思うのが自然の流れです。私もスカートの制服を着用している一人の女子生徒として、埋没したいという思いが長年に渡り続いておりました。)


また、ホルモン治療中におけるトイレや更衣室の使用に関するお話については聴いておりましたが、今回の記事では街中で見ず知らずの人から、すれ違い様に・・・


オカマ

とか、

お前、
だろ!
とか、


(MtFさんであれば、誰もが生まれた時点の戸籍の性別や保険証の性別が"男"になっているのを見るだけでも、とても辛くて苦しいです。FtMさんの"女"という性別の場合も同様です。)



また電車の中では、一人の母親がまだ物心がつかないような小さな子供に対して、


前の人見て

と囁かれたこともあった。とも述べておられました。


この方は、トランスジェンダーの女性として周囲の無理解という偏見に対しても辛い思いを経験されてこられましたが、近年はLGBTに対する理解が急速に進んでいるのを感じつつも、変化が急であるため戸惑いについても同時に感じておられます。

そして今後については、LGBT当事者の個人が“ゲイ”や“トランスジェンダー”といった属性で捉えられるのではなく、個人として見てもらえる時代がくればいいとも語っておられました。




私がブログを通じて知り合った方々の中には、自分の家族からこの方と同じような扱いを受けておられるという現実もまだまだ残っていることに対しては、私もとても悲しい思いで見ております。

トランスジェンダーに属する方々の中には、治療や手術を望む方も望まない方もおられます。私のブログへコメントをしてくださった方の中にも、その両者がおられます。


私は過去のことを引きずってしまうことが多いのですが、ブログで知り合った方々のコメントを通じて、前を見ることや、違和感そのものを取り除くことよりも、違和感を軽くしていくことへの日々の努力の大切さについても教えて頂いたことにも大変感謝をしております。


過去に私が訪れたことのある大学病院のGID外来の待合室の掲示板には、このような言葉が書かれていました。



・当事者しか分からないつらさ


・当事者だから話せる悩みや喜び



この言葉の通り、悩みや喜びを共有し、少しでも前を見て生きていきたいと思います。






最後まで読んで頂きまして、
ありがとうございました。