Emi(えみ)です。
私は先日、職場の方々と一緒にLGBT研修会に参加いたしました。
その時の様子について、触れたいと思います。
今回のメイン講師は、Gに属する方です。
ネットで名前を検索すると、これまでの活動の様子や、公の場や他のLGBT当事者の方々との対談の様子も見ることができます。
また著書も出版しております。
そしてサブ講師の方は、MtFのトランスジェンダーの方です。身長は180cm前後ありました。
私はこれまでのところ公共の場所では、もしかしてMtFさんなのでは?という方は何度か見掛けたことはありますが、実際に自らカミングアウトされたという方をお見掛けしたのは今回が初めてです。
そしてアシスタント兼付き添いということでAlly(アライ)の方です。
身体は女性。
心も性自認も女性。
恋愛対象は男性という方です。
このようなパターンである人は、
本当に羨ましい限りです。
それぞれの簡単な自己紹介のあと、
本題の講義に入ります。
まず、LGBTとは何か?という点についてです。
皆さんは、その意味については当然お分かりですよね。
出席者に対して質問がありました。
LGBTという言葉を聞いたことがある。
あるいは、知っているという方は、
手を挙げて下さい?
ほとんどの方が、
手を挙げておりました。
周囲にLGBTの当事者の方が
いらっしゃるという方は、
手を挙げて下さい?
手が全く挙がって
おりませんでした。
出席者の中にはLGBTという言葉を初めて聞いたという人もいるかもしれませんので、それぞれの意味についての説明がありました。
次に、
性とは何か?
という点についての話がありました。
・カラダの性
・ココロの性
・好きになる性
いろいろあるかと思います。
さらに講師の方から、
このような質問がありました。
ここにいらっしゃる方の中で
自分は男性だと思う方は
手を挙げて下さい?
別に手を挙げて頂かなくても結構ですよ。
全体の約4割程度の方が、
手を挙げておりました。
自分は女性だと思う方は
手を挙げて下さい。?
手を挙げたのは、
全体の約2割~3割程度の方
でした。
私も本来はです。
そして、最前列中央に座っていた方に対して、講師の男性からこのような質問がありました。
なぜ
あなたは男性だと
思うのですか?
当てられた参加者の男性は、
このように答えておりました。
・(チではじまるものが)
ついている状態で
生まれてきたから
・女性のことが好きだから
・女性と結婚したから
という回答をしていました。
いかにも
「私はノンケの男子です。」
的な回答ですね。
そのような回答ができること自体、
私にとっては、ある意味、
非常に羨ましい限りです。
生まれながらにして、
心も身体も一致していて。
しかも、恋愛対象まで。
すべてが多数派に属することができて。
性別のことでは、
何の苦労も違和感も感じずに済んで。
私は、そんなふうに思いながら聴いておりました。
講義はさらに続きます。