Emi(えみ)です。

前回の記事では、皆様からの多くのコメントを頂きありがとうございました。

今回もYahoo!ニュースの記事に関する話題です。




今回は、関西の高校に通うヒカルさん(仮名)のお話です。

ランドセルの色、水泳の授業、体毛、声、恋愛のことでの悩みからホルモンの購入に至るまでの経緯、また身に付けていた下着のことや、家族や学校へのカミングアウトについて、そしてカミングアウト後の周囲の環境の変化と現在の心境や将来への不安のことも綴っておられます。


私もこの記事を読んで、ホルモン以外のところは、私と多くの共通点があるように思いました。

例えば

・ランドセルの色によって性別に対する帰属意識を自認する性別(望む性別)とは逆の方向へと向けられたこと。

・水泳の授業では、特に小学校高学年以降は水着のことで屈辱的な思いであったこと。

・恋愛対象のことでは、「お前は保毛尾田保毛男(今では放送禁止ですよね。)」と同級生からも言われたこと。

・髭や脛毛などの体毛が気持ち悪くてたまらないこと。

・望む性別の下着を身に付けることによって、嬉しかったの同時に、気持ちも落ち着くこと。

・保険証の性別では嫌な思いをしていること。

・子供が産める身体ではないという以前に、生理も経験できないという面で悩まなければならないこと。
があげられます。


一方、ヒカルさんにとりましては、学校現場でのLGBTに対する教育や当事者の生徒への社会的な配慮も進み、比較的若い年齢の時からRLE(real life experience 実生活経験)が可能となっている点は救いでもあります。


さらには、

・インターネットの普及により、医療面や法律面などの情報が得られやすくなったこと。

・SNSをきっかけとする当事者間同士の交流も容易となっていること。

・文部科学省や教育委員会からの通達により、望む性別の制服を着用することが認められていること。

なども追い風ではないかと思います。


ヒカルさんには、これからも本来の心の側での人生を歩んでもらいたいと願っております。



私も

完全な女の子

なりたいです!



最後まで読んで頂きまして、
ありがとうございました。


話は逸れますが、記事の冒頭に「三田の知り合い」とありますが、兵庫県の場合は「さんだ」と読みます。関東に住む私も知っています。東京の港区には「三田(みた)」という地名も、その港区を走る都営地下鉄には「三田線(みたせん)」という路線があるため、関東人の多くが読み間違える地名です。関東人もよく利用する新大阪から大阪に向かう電車の行先の一つでもある「新三田(しんさんだ)」駅がある「三田市(さんだし)」のことです。