息子ちゃんの、小学校生活最後の運動会はとても楽しく終えることができました。
息子ちゃんのいた『白組』の勝利です
旦那ちゃんも、親の参加する競技には参加できなかったけれども、無事にお手伝いを終えることができました。
次は、『修学旅行』です。
行き先は、青森。
一泊二日です。
いつも、研修旅行やテコンドーの合宿などに行ってるので、泊まりがけということには何の心配もしていませんでした。
荷物も、下着を揃えるぐらいで後は全て整っていました。
子供達は浮かれまくってます。
旦那ちゃんは、8割ぐらいは治ってきていましたが、まだマスクなしでは外を歩くのを嫌がっていました。
まだ、仕事のあてはなく、預金も底が見えてきていました。
息子ちゃんの前では、お金のことは言わないでいました。
修学旅行の前日、息子ちゃんにお小遣を渡しました。
学校で決められている、5千円です。
「無駄遣いするんじゃないよ。
ガチャポンをやりまくるとか、
ジュースやアイスを買いまくるとかはなしだよ。
お土産は、自宅にはいらないからね」
そう言って渡しました。
旦那ちゃんと息子ちゃんが寝た後に、忘れ物がないか最後の確認をしている時でした。
二階から、息子ちゃんがそっと降りてきたのです。
「どうしたの?
興奮して眠れないの?
今日ちゃんと寝ておかないと、明日の夜、皆と遅くまで起きてられないよ」
息子ちゃんは、私の真正面に座ります。
「母ちゃん」
「どうしたの?」
「ごめんな」
「なしたの?」
「うち、今お金なくて大変なのに…
修学旅行にたくさんお金使わせちゃって、ごめんな。
お小遣までもらっちゃって、本当にごめんな」
涙が出ました。
息子ちゃんには、わからないだろうと思っていたのに…。
なんて情けない親なんだろうと、涙が出ました。
「気にしなくていいんだよ。
修学旅行のお金は、ずぅっと前から積み立ててたから、大丈夫なんだから。
心配かけてごめんね。
楽しんでおいで。
帰ってきたら、いっぱい話を聞かせてね」
そういってギュッと抱きしめることしかできませんでした。
まさか、そんなに心配して心を痛めてるとは思いませんでした。
旦那ちゃんを気遣い、聞かれないようにそっと降りてきたんだね。
次の日、息子ちゃんは修学旅行に出かけました。
楽しいように…
怪我のないように…
その日の夜は、旦那ちゃんと久しぶりにゆっくり話をしました。
夕べの息子ちゃんの話をしました。
自分が悪いって、泣いてました。
次の日、駅まで息子ちゃんを迎えにいきました。
ほとんど寝てないらしく、ふらふらと眠たそうに帰ってきました。
「楽しかった?」
「楽しかったけど、眠い…」
うちに帰ると、ゴソゴソと荷物を開け始めました。
私が洗濯物をまとめていると…
「母ちゃん、はい」
小さな袋を渡されました。
緑のりんごのストラップでした。
「健康運が上がるんだって」
旦那ちゃんには、緑のりんごの携帯クリーナーを。
ばぁばとさっちゃんには、お菓子を一つづつ。
そして、
「母ちゃん、お小遣余ったから返すよ」
号泣です…
なんていい子なんだろう…
親バカかもしれないけど、
なんてできた息子なんだろう…
世界一の息子ちゃんです。
本当にごめんね。
「それは、あなたのお小遣なんだから、使わなかったのなら、貯金箱に入れておきなさい」
それだけ言うのが精一杯でした。
後で同級生のお母さんに聞いたら、皆ギリギリ使ってきたそうです。
息子ちゃんは、半分以上残して帰ってきていたのです。
本人に
「欲しいものとか食べたいものとか我慢したんじゃないの?」
って聞いたら、
「欲しいものは別になかったし、ソフトクリーム食べたよ」
って笑ってました。
息子が、こんなにも優しくケナゲに頑張っているのに…
この後、大きなポカを旦那ちゃんがやらかしてくれるのです
