災害を目にしたとき…
予期せぬ死に遭遇したとき…
大切なひとのがんが再発したとき…
なんて
私は無力なんだろう…と悔しくなる。
なんて
私はちっぽけな存在なんだろうと無力感を抱く。
ふと立ち止まって内観すると
「私が何かをしてあげよう」
なんて思うこと自体が傲りであると気づく。
助けてあげたい
支えてあげたい…
何とかしてあげたい…
という気持ちがでてくるのは
当然であるし、人として自然な感情。
でも実際に出来ることは限られているという
現実との葛藤には大きなエネルギーがいる。
そばにいる。
手を握る。
祈る。
心を込めて話を聴く。
自分の力が及ばない部分は天にゆだねる。
私が居ることに意味があると気づくと
心が少し楽になる。