ビデオをカバンしまったその時。。。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
場内アナウンス
 
先ほどの男子110mハードルの決勝+5名を発表します。
大型スクリーンをご覧ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
デカの名前が最後の五番目に表示されていたのです。
 
 
 
 
 
 
 
自分の目を疑って、何度も目をこすって見直し
カバンにしまったビデオを慌てて取り出して、スクリーンを録画。
 
 
 
 
間違いなく、タイムで拾われて決勝に進める。
 
 
 
 
一度も、決勝に進んだことがないのに!!
 
 
 
 
とにかく驚いてダンナに電話した。
 
 
 
 
 
 
ダンナは、陸上をやっていたので厳しさもわかっている。
だから、何度も何度もそんなことありえん!!
ウソだろ!と言っていた。
 
 
 
あたしも、信じられなかった。
 
 
 
 
でも、デカが出したこのレースタイムは
いつも決勝に残るであろうというきわどいタイムです。
 
 
でもでも、今までそんなタイムを出したことがないので
冷静にもなれなかった。
 
 
 
もう一度
 
また
 
 
デカの走る姿が見られる。
 
 
 
 
こんな嬉しい事はありません。
 
 
 
最後じゃなかった。
奇跡が起きた!
神様っているんだ!とか、色んな気持ちがゴチャゴチャで
慌ててデカの携帯に電話しました。
 
 
 
おめでとう!
 
 
 
奇跡だね。決勝だよ!ホント良かったね。
もう一本走れるよ。
 
 
よかったね。本当におめでとう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いつも、決勝にすすんでいる親御さんにしてみたら
バカみたいって思うと思います。
 
 
でもね、決勝に進めなくていつも陰で泣いて頑張っている子も
いるんですよ。
 
 
その努力を知っている人は、親じゃなくても些細なことが
嬉しくてたまらないんだと思います。
 
 
 
チビは、このレースがデカの引退最後のレースなので
同じ部活の後輩ではなく、弟として
ゴールでデカを待っていたそうです。
 
 
 
 
そして、その結果を兄弟で驚いていたみたい。
 
 
 
 
 
 
決勝にすすめると、レース前に名前をコールしてもらえます。
 
 
 
 
               ○○中学校○○君
 
 
予選では、人数が多すぎてコールはしてもらえないのです。
 
 
コールしてもらうことにいつも憧れていた。
その姿が、大型スクリーンにも映し出されました。
 
 
 
決勝の結果は、7位と順位を一つあげて無事ゴール。
 
 
 
 
しかも、またまた奇跡がおきました。
 
 
 
 
 
タイムがまた記録更新したのです。
 
 
 
 
 
長い時間がかかったけど
陸上を続けてよかった。
 
そして、
この学校を選んでよかった。
 
 
 
デカ、家に帰ってつぶやきました。
 
 
 
 
 
 
奇跡っておこるのです。
 
 
そして、努力すれば時間はかかっても必ず報われる。
 
 
願えば絶対に叶うし、
 
 
その姿勢を絶対に神様はみているんだから真面目に精進する。
 
 
 
絶対、素敵な事って起こるんだよ。
 
 
 
 
この日、デカに教えてもらいました。