トイレで考え中のこっちゃん。


なんかだいたいパジャマ姿ですが、朝がとくに元気な私は朝によく写真を撮るからである。


こっちゃんが1型糖尿病になって、一番辛かったのはやっぱり合併症についてでした。


これについては誰に聞いても意見は様々で、また、合併症の出方も人によって違う。


血糖コントロールがうまくいってる人でも合併症が出る人もいれば、あまりうまくいっていない人でも合併症にならない人もいる。


平均寿命は15年ほど短いとゆうデータもあれば、それ以上に生きている人もいる。


この不安定な情報。例えるなら薄い氷の上をそぉっと歩いている感覚。


いつ割れてもおかしくないようなところを歩いているみたい。それは今現在も進行中。


あと、私が泣いたのは、おやつでした。


家で食べるのは発症前から量も回数もあまり変わりなく(油っぽいものは避け気味ですが)普通に過ごしていますが、子供の社会はイレギュラーなおやつの誘惑があります。


ある日公園で遊んでいたら近所のママ友達グループがいました。


みんなおやつを持参。


みんなこっちゃんにおやつを分けてくれます。


私は思わず『こっちゃん。帰ってから夜ごはんの後に食べようね。』と言ってしまいました。


そのときのこっちゃんの寂しそうな顔を忘れられない。


みんな好き放題おやつを食べている中で、こっちゃんだけ帰ってから食べる。


私は胸が苦しくなって急いでインスリン注射をとりに走りました。


しかし、その時、時間は17時。


今食べたら夜ごはんはどうすればいいのか…


インスリンを打って、万が一食べなかったら…


退院して間もなかった私は応用がきかなかったんです。


インスリンを持って、前日買ってあった低糖質どらやきをひとつ鷲掴みして走って公園に戻りました。(その間こっちゃんはママ友達がみててくれた)


で、こっちゃんに『インスリンなしでどらやきにする?』って聞いたら『うん(о´∀`о)どらやきどらやき~♡』と嬉しそうに食べていました。


このあと私は3日くらい散々な気持ちでした。


全てが憎くて。1型糖尿病もおやつも、おやつをこっちゃんの前で食べている子供もママ友達も全てが憎い。(今はもうそんなこと思っていません)


憎くて憎くて悲しかったです。そんなことを考える自分が情けなくて。


で、ある日幼稚園の付き添いで職員室に待機していた私。


そしたら重度の食物アレルギーの子が職員室で手作りのお弁当を食べていました。(他の子は給食)


その子をぼ~っと眺めていたらふと思いました。


この子も公園でおやつをもらっても食べられないんだよなぁって。


こっちゃんだけじゃないんだよなぁって。こっちゃんだけ可哀想って思っていたのが少しマシになりました。


で、だんだんと気持ちが落ち着いてきました。


そして、公園でおやつをもらった時の対処方法を考えました。


16時以降は夕飯に差し支えるからもらっても帰って食べること。(これは1型糖尿病だからとかじゃなく普通のこと)


15時以前ならインスリンを持って行き、打って食べる。


こんなかんじ。そしてそれをお姑さんに話したら、『アレルギーだと思って我慢するしかないよね。そんな子供たくさんいるでしょう?こっちゃんだけじゃないよね。』と。


私も同意見。


過度の我慢はしてはいけないけど、こっちゃんには『インスリンを打たないと食べれない』とゆうのは理解してほしいし、好きなものをいつでも好きなだけ食べる、とゆうことは自分の体にとっていかがなものかをなんとなくで良いから理解していってもらいたい。


インスリンを、血糖コントロールを味方にしてほしい。


今はそんな気持ちです。


こっちゃんが自分でコントロールするまでに私は血糖コントロールを完璧に熟知して、こっちゃんにマニュアルをそのまま渡せるように、こっちゃん血糖コントロールマニアを目指して頑張ります。