※リアルタイム更新ではありません。
実家に帰省した話を記事にするのに
時間が掛かりました。


目が覚めて

父の認知症が治ってたらいいな
元に戻ってたらいいな

と思いながら起きましたが

ああ
認知症の父は現実だ
夢じゃないんだな

とまた実感しました。

父が目覚めると
寝ぼけながら
歯を磨く動作をしながら

歯ブラシが
どこにあるかわからん。

と言ってきました。

母が
洗面所にあるよ
と言って
歯を磨きに行きましたが

帰ってきた父は
上着を
歯磨き粉で汚していました。

私はそれを
ティッシュで拭きながら
ここから
もっと酷くなっていく一方なんだな
と思いました。

今回
父と一緒にいて
分かったこと。

①食べられるご飯の量がひと口だけ。

②ご飯が食べられない為
体温が上がらず毎日寒がる。

③お酒は水のように飲める。

④物忘れが激しくても
「お酒」と「煙草」の欲求は消えない。
目に付かないように隠しても探す。
見つからない場合激しく怒り出す。
母が体のためと言っても
怒りが収まらない。

⑤お酒を飲み続けてしまい
苦しむくらいに背中が痛くなる。

⑥お酒を飲んでいない時は
記憶がまだしっかりとしている。
母と認識できている時が長い。
なんとか私と認識できる時がある。

⑦父曰く頭が真っ白になり
言葉が思い出せない。
物がどこにあるかわからない。
日に日にそういうことが増えていく。

⑧粗相してしまうので
紙おむつが手放せなくなった。
お尻が痛いと言い坐薬を入れるが
お酒を飲むせいかなかなか効かない。
(元々若い頃から痔持ち)

⑨妄想か現実かわからないよう。
思い込みが激しくなる。
電車で病院に行ったの
自転車に乗ってきたので
駅から自転車で帰るとごねだす。

⑩毎年 私が帰る度に
妹がどう暮らしているか
聞かれていたが
今は妹の事はすっかり忘れている。

2〜3年程前に
妹に会いたいと頼まれたが
妹に伝えても帰らないと言われ
父に妹は仕事が忙しく帰れないよ
と言うと寂しそうだった。

ただ6〜7年前には
妹を説得し連れて帰ってはいる。
その時に妹から
全然変わってないし元気やん。
あんたに騙された!もう私は帰らない
と言われた。

妹は父の事がとても苦手だ。
と言っても
虐待されていた訳ではない。
手を挙げられていたのは
長女である私だけ。
でも破天荒な父なので
妹も深く傷ついたのは確かだ。
父と妹が会ったのはそれが最後。
次に会うとしたら
本当に亡くなった時になるだろう。

過去の父は
ずっと妹を気にしていて
いずれは俺の事を許してくれる。
親父の事をわかってくれると思う。
〇〇(妹)は最後にはわかってくれるよ。
と自分で言っていて

それはオトンの希望やろ?
と私が言うと

そうやろか?
あの子はわかってくれると思う。
と父は寂しそうに言っていた。

父は妹に会いたいと言う割には
いざ目の前にすると
思った事を話せなくなり
言葉数が少なくなる。

お互いもっと
腹を割って話せば良いのに
と側から見るともどかしい。

父は妹に気を遣って話せない割に
私には
思った事をズバズバ言って笑う。
まぁその方がありがたいが。
もうあの頃の
元気だった父には戻らないし
悲しいばかりだが
現実をしっかり受け止めなければ。