嘘八百で泥沼 | ★えみりのブログ★ 

★えみりのブログ★ 

えみりの楽しい一日を書いてみたり書かなかったりダヨ!

派遣営業と一緒に、派遣先○○社の面接に行ってきたよ。


会議室の扉の向こうには面接官が六人いたよ。


六人って。


どんだけ見つめる気だよ。


とりあえずご挨拶をしていたら


秘書みたいな人が


「何かお飲みになられますか。」


って聞いてきたの。そしたらすかさずうちの派遣営業が


「僕オレンジジュースお願いします。」


って言いやがった。


ドリンクバーじゃねえよと。


場を読めと。全員お茶を横に置いてるじゃねえかと。普通面接時にジュースは頼まねえだろうと。


いろんな気持ちが交差しました。


きっと面接でカリカリしていたのかもしれません。


仕事内容は正直わたしのキャパをかなりオーバーしており、相当の覚悟が必要だなーって感じでした。


経験においても技術においてもなにもかも不足している感が否めない。


特に自分でクライアントに対して企画を提案・プレゼンをし、売り上げを上げていく、という業務はわたしの性格上いかがなものだろうか。


あくまでも制作をしたいのに、これって企画営業じゃないか?


極度のあがり性のくせに?


頭の中で赤信号がピカピカ光って「無理!やめとけ!できないし!やりたくもないし!」


なのに面接官に


「企画をするという事に対して抵抗はありますか。」


と聞かれれば


「以前の仕事では、より良い原稿を作成する為、クライアントに対して毎回こちらでいくつかのご提案をさせていただく、という方針をとっておりましたので抵抗はございません。」


だって。いやいやいや!どうした自分!!そんな事なかったって!!


「口頭ではなく、一から企画書を作成し提案する、というのは大変だと思いますが抵抗は?」


と聞かれれば


「紙に落とし込むという作業が、自分でも内容を様々な角度から確認できるきっかけになりますし、新しい発見もできるのではと思っております。また時間をかけしっかりした裏づけを作る事によって、説得力も上がり、よりご提案しやすくなるのでは、と感じました。」


だって。口が回る回る。


あがり性だからこそ口がめっちゃ回る。


ちなみにわたしがべらべら喋ってる間に派遣営業はジュースをごくごく飲んでいた。


一時間半ほど面接官六人から質問攻めにあいまして。


うまく答えれば答える程なんだか泥沼にはまっていく感が。


できないものをできるなんて言っちゃって、自分の首思い切り絞めてるよ。


面接が終わり、やっと派遣営業と二人きりになった時、


「・・・わたしにはキャパオーバーな気がしました・・・。」


と泣きそうな声でつぶやきました。


派遣営業も悲しそうに


「ゆっくり考えて明日の午前中までに答えを下さいね・・。」


こうして二人は別れたのでした。