昨年の秋から抗がん剤治療をしていた母。幸い腫瘍は消えて治療を終えました。後は経過観察。母の癌は再発危険高く一生つきあっていかないといけないらしいのです。
治療中は重い副作用もなかったようで、いたって元気です。もちろん髪は抜けてしまいましたが…それはおしゃれウィッグで隠せます。このウィッグはなにも病気の人だけではなくておしゃれな年配女性がしているもの。百貨店だけでなく商店街でも売られているので人気なのでしょう。
さて、目立った副作用がなかった母ですが、爪は薬の影響でどす黒く変色してしまいました。これも治療をやめたら徐々に戻るらしいのです。聞くところによると抗がん剤は成長が早いところを攻撃する性質があります。つまりがん細胞なのですが、他に髪や爪といった箇所も攻撃してしまうのです。確かに髪や爪はすぐ伸びます。他の細胞とは違うんですね。母は関係なかったですが、生殖細胞。若い人が抗がん剤治療を受けると子どもが産めなくなることが多いそうです。乳がんで治療をを受けた女性の手記を読んだことがあるのですが、いきなり更年期となり子どもが産めない体になったそうです。若いときに(いくつになってもそうですが)癌にはなりたくないですね。
さて、漫画家の槇村さとる女史(50代後半)が新聞のエッセイにネイルの大切さを書いていました。小さい面積だからこそ、大事なポイント!と。
確かに爪って顔以上に目につきます。顔なんてトイレに行ったときに鏡で見るときぐらいでしょうか?だけども例えばエミリンのように終日PC触っている場合、いや料理しているときだって手に目がいっちゃいます。もちろん爪も!その爪が割れていたりしたら…なんか幻滅…逆に美しいネイルを塗っていたら?見たくなるんですよね、自分の手を!
エミリンは以前ネイルサロンでジェルネイルをしてもらっていたのですが、高くて(1万円はする)結局続きませんでした。そこで自分でしようとセットを買いまして、チャレンジしました。お店のお姉さんは簡単そうにしていましたが、なんせ不器用なエミリン。うまくいかない。しかもジェルネイルをされたことがある方はご存知のようにジェルネイルはフツーの除光液では落ちません。専用の除光液を使ってもあんまりきれいに落ちなかったりして、逆に爪が痛んでしまいました。
せっかくUVランプまで買ったのに!ちょっと爪を休憩させて復活してからまた挑戦するか…だけど今の爪はちょっと汚いな…と思って通常のネイルを塗ることに。エミリンはアートはようしませんが、フツーに塗るぐらいはできます。かわいらしいピンクのネイルを買ってきまして短い爪に塗りました。
やっぱり違うよなぁ…ネイルするだけでかわいくなる。ほんとに。6歳(もうすぐ7歳)と4歳の姪も「かわいい」と言う。子どもは正直(前回のつけまつげの話を読んでね)ですから、間違いなくかわいいと思っているから言うのです。
爪が汚くなってしまった母にもネイルをあげました。母はあまり塗らないのですが、さすがに気になっているようです。
そう小さな小さな面積ですが、大事なんですよ。爪って。