坂本龍一がプロデュースを手掛けた、宮本笑里とカナダの伝説的天才ピアニスト、グレン・グールドとの時空を超えたコラボレーション曲「アヴェ・マリア」が、ショート・ムービー『アンジュール』(二階 健 監督)のテーマ曲として決定しました。



この映画は、ベルギーの絵本作家ガブリエル・バンサンによる鉛筆デッサンをベースにした名作絵本「アンジュール・ある犬の一日」を、情感豊かにショート・ムービーとしてアニメ化したもので、1986年に刊行された原作絵本は、日本でも日本図書館協会選定、全国学校図書館協議会選定、産経児童出版文化賞美術賞など数々の賞に輝き、絵本としては異例の26万部を数えるロングセラーとなっています。



アニメーション本編は、デッサンをベースにした絵本の世界感を生かしたモノトーン映像で、セリフのないBGMのみの音声が、見るものに静かな感動を与えます。カナダの伝説的天才ピアニスト、グレン・グールドが遺した珠玉の名曲の数々が作品を彩り、メイン・テーマには、坂本龍一プロデュースのもと、グールドの演奏するバッハに、宮本笑里のヴァイオリンの旋律を加えてアレンジした「アヴェ・マリア」がフィーチャーされます。


なお、『アンジュール』は、10月3日よりiTunesにて先行配信され、同時にオリジナル・サウンドトラックCDも発売される予定です。


お楽しみに。