4年程前に、ヴァイオリニストにとって命の左手(薬指)を怪我しました。














原因は自ら車のドアにはさんでしまった

うっかりミスで、

はさんだ瞬間は感覚が解らなくて

後々凄まじい痛みと熱が一気に襲ってきて

もうダメかも…。















って本気で思いました(>_<)









最初に訪れた病院では「時間たてば治りますよ」
と言ってお薬貰っただけで終了…







その日の夜は痛みと楽器が弾けない不安や
色々なことが頭の中でぐるぐる
駆け巡って眠れなくて。。
















翌日また別の病院へ行ったら、
「こりゃ爪死にかけてるから、早くなんとかしないと」

















やっぱり。。不安が的中。

















「まず、麻酔無しで爪に穴をあけて悪い血を出しましょう」
































はい…
































…って?!麻酔無しで???





































と動揺している間にも看護婦さんに動かないように
支えられて(;_;)






















結果は失敗。





















「じゃぁもう爪はがしちゃうしか手はないね。」













さっきので半分意識が飛んでいきかけていたのに
更に恐ろしい事を言いはじめたのです。







だけど先生の事だから、信じなきゃ…
と思い我慢しました(><)。





















治療から約8ヶ月間ちゃんとヴァイオリンに触れる事は
出来ませんでした。



だけど、落ち込んでいるよりも今出来る限りの努力は
しなければ完治してから急に弾こうとしても


何もかもが1からのスタートになってしまう。。


















先生や父からのアドバイスを頂き、右手だけの


ボーイングや薬指以外の指は鈍らないように


頑張って毎日動かしていました。





















そのお陰で、半年以上練習は出来なかったけれど


治ってからは、あまり違和感もなかったので


本当に協力して支えて下さったまわりの方々に心から感謝しています。














もし、あの時ただ何も考えずに遊んだり楽器の事を


忘れてしまっていたら、


今こうして皆様に音楽をお届けできるような


形にすることも出来なかったんじゃないかなぁ…


と思っています。






















どんな事があっても、諦めずに頑張れば少しでも良い事
がかえってくると私は思います☆










えみり。









☆☆ちなみに、下の写真は深爪ではなくて
この子だけがもうこれよりのびないのです。。(泣)☆☆