面接の日。
受かって欲しいような、受からないで欲しいような、複雑な気持ちで旦那を送り出した。

面接は順調に終わったらしく、結果は1週間前後で出ると聞かされた。

ドキドキしながら日々を過ごし、約束の1週間が経った。
合否の連絡はなかった。

それから数日経ってもなんの連絡もなかった。

私も旦那も、さすがに落ちたと思っていた。大手企業だから、落ちたヤツのことなんてどうでもいいと思っているのかもしれない。

2人であきらめモードになっていたが、私の心の奥底で、安堵している感情が存在した。

が、数日後、まさかの合格の連絡が来た。

私の中で、複雑な感情が芽生えていた。

変わりたい自分と、変わりたくない自分。

新たな生活を踏み出すのは、勇気のいることだ。
しかも年齢を重ねると尚更だ。

旦那は私に選択をゆだねてきた。

私の選択で、すべてが決まる。