眠れない夜がやってきた

考えてもしょうがない

わかっちゃいるけどね


寝よう寝ようと思えば思う程
どんどん頭がさえてくる



あの場所の
あの山が見える
あのあぜ道を思いながら

行きたいところに思いを馳せる


風に身を任せ
花や草木の香り
懐かしい場所にワープ

そこに待つ人がいるから



だけど・・・

この日は星々を巡る旅

いざなわれるままに

飛んでゆく




おそらくアンドロメダ
そこにはもう一人の私がいる
思いを届けるために来たのか


そこにも待つ人がいるから


そこで、すべてを委ねた

もう何も思わなくていい・・・


いつしか・・・
朝刊配達のバイクの音


我に還った頃
自然の眠りに落ちてゆく


ほんのわずかでも

静かな眠りがありがたい


夢ではない
夢物語



そして朝がやってきた

朝がきたことに感謝します