6月20日、心臓のダブルスイッチ手術をしました。













『修正大血管転位』という病気で反対になっている血流を、

元の役割の方へ血管を繋ぎ直す手術です。














当日は、8時に病院へ行き面会、


その後9時過ぎに手術室へ運ばれ、


11時少し前に手術開始されました。














控室にあるテレビを見たりして過ごしていたのですが、


あまり内容は頭に入ってこず、





窓から見える手術室の方の廊下を見てることが多く、


終始心の中で、



「〇〇頑張れ」


「待ってるよ」


「大丈夫」




と頭の中で言っている自分がいました。
















夜までかかる、

少なくとも8時間は手術室から出られないとは言われていたものの、



20時になっても何も声がかからずだんだん私達夫婦も不安に…









両親が待機していなければいけないので、


長女の娘ちゃんは私の母に保育園のお迎えから全てお任せしていていましたが、


夜お風呂の時間くらいには帰れると娘ちゃんに言ってしまったので、





そちらも心配に…















でも、最終的に声をかけられ、

お医者さんに呼ばれたのは


22時過ぎ。














お医者さんからは、


「ちょっと…」


とあまり雲行きが良くない感じで話が始まる。























手術自体は順調にいき、


右心室と左心室の機能が戻る血流にして心拍再開させて動いてはいるが、




全身血液を送る大動脈の圧が、

なかなか実際の役割をしなければいけない数値まで上がらず、




人工心肺装置が離脱するところまでいけていないと。






心臓の回復を4時間くらい待ってみたり、 


手を尽くしてくれたようだが、


戻らないのでそれを付けたままもう少し様子を見るしかないと。













しかし、











人工心肺装置を付けたままだと、


装置に自分の血液が循環している為、


それを遺物と血液が判断して血が固まって血栓ができないように、


血が固まらない薬を入れていけなくなり、







それをすることで、脳出血など色んな出血のリスクがあり、






そうなることで危険な状態になることが早いか、




それとも心臓の回復が早くて離脱できる方向にいくか、













それが五分五分だということでした。














さらに、悪い話は続き、










人工心肺を離脱できたとしても、


その後に乗り越える壁は沢山あり、


そこから元気に退院できる割合は20%。










もっと沢山色々話はありましたが、


ざっとかいつまんでいくとこんな感じです。


















結局、


もう息子くんの回復力を信じて待つしかなく、


回復を期待できるのはこの2〜3日が山になるということです。













最後までお医者さんの話は呆然として聞いていましたが、


色んな怖い可能性の話をされたのに、


涙は出てこなかった。













でも、話が終わってお医者さんが出ていった途端、


私は泣き崩れ、その場から出ることができなくなった。


















その後、少し落ち着いて2時間近くたった頃、


容態は変わらないですが息子くんICUに戻ったということで、


面会に。












沢山色んな管や大がかりな装置に繋がれた息子を前に、




「頑張ったね」


と声をかけることが精一杯で、


静かに泣きながら見つめていたら、









看護師長さんに「頭撫でてあげていいよ」


と声をかけられ、


夫婦で術後の息子くんをナデナデ。













ICUの為、


面会は長く出来ず他の看護師さんが「そろそろ…」


と声をかけてくる。










看護師長さんが、



「もう大丈夫?反対の手もパワーあげていいよ」



と声をかけてくれて、


反対の手でも頭をナデナデ。













「元気になって一緒に帰ろう」


「また明日ね」


と息子くんに他にも声をかけ、







その場を離れようとするも、


声をあげて泣き崩れかけた私は、

師長さんに脇を優しく支えられながら部屋をあとにした。















その後も師長さんは、




「ママ寝れなくてもいいからお家で少し横になって休んで。ママが心配。

明日も会いに来てくれるんでしょ?○○くんの為にママも休まなきゃ来れなくなっちゃうよ」


「ショックだったよね、逃げずに向きあってくれてありがとう。ちゃんとママの顔だったよ」






など、沢山いい言葉をかけてくれて、



肩を抱いてくれて、



車に乗り込むまで心も体も支えてくれました。













本当にそれがとても温かかった。





ダンナちゃんも、




手術中普段通り話しかけてくれて、


隣にずっといてくれて、


「大丈夫、きっと強い子だから信じよう」


と励ましてくれた。







帰ってからの様子を見ると、ダンナちゃんもすごくショックを受けていたし、疲れきっていた。
















悪い想像も沢山よぎる、


それでも、


今頑張っている息子くんを信じてあげなければと何度も自分を奮い立たせている。