先日いつも行くお花屋さんに行くと

母の日仕様のかわいい花束や鉢植えで

スペースがこれでもかっていうほど

埋まっていました。去年よりすごいかも。




息子は母の日の次の日に今旅立ったので

世の中の全ての人にとっては母の日で

私だけが離れて遠くにいるみたいに

感じます…


母の日だからってあの子からカーネーション

もらった事はないんだけど。

いや、それまでは別にもらわなくても

気にならなかったけど…



あの日から

この時期考えてしまう。

その時

母の事は頭に浮かばなかった?


多分、多分そんな気持ちはなかった

だろうけど。

多分誰の事を思ったりする余裕は

なかったのだと思うけど。



多分。





ごめんね、自分のことばかり考えて。

でもね

この季節はいつまで経っても

色々考えてしまうよ。









朝のウォーキング中

後ろから来た赤い車のナンバーが

息子の誕生日ナンバーだった。


最近は全然出会うことがなかった。

わ、うれしいな。久しぶりだね…と

見送っていたら、

向こうからきた黄色い車のナンバーが

息子の命日ナンバーだった。


びっくりびっくりえっ?


2台の車がすれ違って行くのを

呆然と見ていました

こんな事あるの?




君からのメッセージかな

俺はここにいるよ、って…


そちらでしあわせなら

こちらにも来ているなら

お母さんにわかるように

合図してねと

いつも祈っていたから







私には大切な意味のある数字。

二つが重なる確率って

どのくらいなんだろう。













電車の中で

目の前にいた若い人の

後ろ姿が息子に似ていて

そばに立っていると

息子と一緒にいるような気がした。



姿勢とか体型とか

髪をちょっと払った仕草とか。

顔は見えなかったけど、

その方がいいな。



本当に息子だと思ってみる。

こんなふうに今も一緒にいられたらな。

ちょっとボサボサな髪

切らなきゃね。




桜が散って若葉の季節が来るね…

君はあの頃何を思っていたんだろう。