前記事で死の向こう側を幾度も体験し
黄泉の国担当の神さまにお世話になった流れで
思い出された(未消化だった)記事をシェア
1をみていない方はコチラ
↓↓
参照記事:
無事にバイクをGETして
次なる目的地へくり出したわたし
@不審者ではありません
パサンの華麗なハンドルさばきで
颯爽とカトマンズ郊外を走り抜けていく
ぜっっったいに
観光では味わえないであろう
ローカルな街並や風景を
その目に焼きつけながら、、
わたしはもう
ワクワク
がとまらなくて仕方がなかった。
@ボダナート(世界遺産)
そしてそのワクワクは
あきらかに
あるナニカを予感させていた
「ポスポティナへいけ」
と、ネパール旅前にいわれていた
お告げどおり
世界遺産である
パシュパティナート(=ポスポティナ)へ到着
「こっちこっち」と
パサンに先導されるがままに
秘密の裏ルートで
パシュパティナートへはいっていった。
(パサンはもはやリアルガイド)
うわぁ
見える世界の雰囲気がガラっと変わった。
モヤが立ちこめているなーとおもったら
ところどころで煙があがっている。
ここは、、?
火葬場だと
パサンが教えてくれた。
ゆっくりと歩をすすめながら
煤(すす)で黒くなった神聖なる焼け跡たちに
しずかに手を合わせた。
(さすがにカメラを向けることはできなかった)
@ガンジス河の支流であるバクマティ川で遊ぶ子どもたち
中へ中へとはいっていくと
この世を卒業されたヒンドゥー教徒が
たくさんの花と白い布に包まれ
白装束の親族たちによって
川へ運ばれていくのを目の当たりにした。
ここはネパール最大のヒンドゥー教寺院
パシュパティナートは
まるで三途の川といわんばかりの
バクマティ川あっての寺院だ。
ヒンドゥー教では輪廻転生が浸透していて
ひとの死(この世からの卒業)はメデタいことであり
盛大に祝うことなのです。
参照:南インドの御葬儀
故に、
すれ違うひとたちはだれも
泣いたり悲しい顔すらしておらず
むしろ
故人を讃えるような笑顔だった。
リアルハヌマーン(サル)が群がる橋を渡って寺院内へ
寺院内の空気は重い、というか
独特な圧というか
気の密が濃ゆくて
いまでも鮮明に思い出せるほど
神聖でとても厳かな場所だった。
@ちいさな祠のお掃除をするオバアチャンいつもありがとう
@亀しゃん(ヴィシュヌ神の化身)
寺院内の中心部へとはいっていき
裸足になったところで
パサンが地元のおっちゃんに声をかけた。
メインの御本堂(ヒンドゥー教徒以外はNGの領域)
へ入る方法はあるのか??
と。
いろいろと話していたが
・たとえ結婚していても外国人は無理だろう。
・ある特別なプージャ(高額)を受けても
外国人がはいれるかはわからない。
というのが率直な答えだった。
うん。だよねぇ。。
おっちゃんは気をよくしたのか
生のルドラクシャは見たことあるか?
ネパールの実はどこよも大きいんだよ
といってカバンの中をガサゴソ。。
↓↓
生のルドラクシャははじめて見た!
とひとり感動していたら、
コレあげる
といって一粒プレゼントしてくれたよ
なんてお優しい方
めちゃくちゃウレシーー
※ルドラクシャはシヴァ神の涙といわれ
シヴァ系のわたしとは相性がいい※
そして、
「Good luck」
とおっちゃんと別れ
ルドラクシャを片手にテンションMAXで
本堂の目の前まできたわたしたち。
入り口の建て看板にはやっぱり
【ヒンドゥー教徒以外はNG】
と書かれている。。
・・・。
↑↑入り口に立ってる門番が銃をもっている…!!
あわわわわたし
入ったら撃たれるんかいな
ビックリ仰天ニュースになっても困るので
やむなく記念写真をと
パシャパシャ撮っていると、、
いきなり背中をグイっと押され
「いきましょ」
と内部めがけて
(リアルガイド)パサンが
ズンズン突進していく・・!
え?え?
ええええええええええええーーーーー!!!?
入れてしまった。。
なんなくゲートをクリアしてしまった。
チョット待って
わたし撃たれちゃう!!
と、
すかさず入り口をふり返ってみると、、
さっきいたハズの銃をもってるひとが
まさかの不在!!
えええええー!!?
これマジ。
ウソのようなホントの話し
奇跡的にはいれてしまった。。
そんなミラクルな展開ではいれた
寺院内部は、、
とても煌びやかな
黄金の世界だった
@イメージです
もうね、、ひとり
大大大興奮。
すごくすごく嬉しかった
このうえなく幸せだった
わたしがまるで子どものように
はしゃいぎまくっていたのは
いうまでもない。
まさにココは
天国だった!!
歓迎の合図だろうか
たくさんの鐘がなっていた
たくさんの仏像に
たくさんの神さまたちに囲まれ
みんなみんな
祝福してくれて
わたしを迎え入れてくれたかのようで
おおきく天を仰いだ
歓喜に満ちあふれ
カラダの震えはとまらなかった
一瞬ときがとまって
タイムスリップしたかような感覚に陥った
長い長い年月を経て(1500年前~)
カタチなき存在となってしまった
あるちいさな女神の像と目が合い
涙ながらにハグハグした
ゆっくり
ゆっくりと
御本尊を(時計回りに)一周したところに
↓↓
ド――ン!!と超ドデカ牛神さまがいらして
それがまたフォルムが
ありえんほどに真ん丸で!
もの凄くキャラ性が強くてビックリ!!!
(ゆるキャラ)
さすが四大シヴァ寺院のひとつ
おおわー!と
感嘆の声をあげていたら
入り口に戻っていた門番に見つかり
(誰がみても外国人なもんであきらかに目立っている)
ヘイ!ヘイ!
と
門番×パサンと口論しながら
サササーと出口へフェードアウト。
ハイ。そこでしゅうりょー
無事にミッションクリアー
あー撃たれないでよかったー!
あの時のルドラクシャは今でも大切な御守り
やっぱりご縁のあるところへは
(常識とかルールとか抜きに)
だれがどうあがいても
ちゃんといけるようになっているんだ。
@ヴィシュヌ神
ネパール旅の奇跡の最終章
おしまい。