―南インドの旅はつづきます。
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南インドへきて4日目の朝を、、
ここ、シッディワラガ寺院で迎えたわたし。
早朝から、けたたましく威勢の好い
コケコッコ――
で目が覚める。。
時計をみたらば、、、ナント、午前3時半
ウソでしょ。。
まわりのひとらは、、そんなのモノともせず
グースカいびきをかいては氣持ちよさそうに寝ている。。
マジかよっ
コケコッコ―は完全に自然現象なので
目を閉じ、遠くへ意識をもっていくことに集中した。。
すると、こんどは
ブッブッブッーー
そこらじゅうで、おならの大合唱がはじまった。。
マジうけるっ
いやはや、
職場(保育園)でおならとか臭いのは慣れてるからアレだけども。。
まさかのW自然現象に叩き起こされ、
完全に目が覚めてしまったわたし。。
インドってほんとう自由だなー
ほんで。早くに目覚めたんはいいけどさ、、
ど、どうしよう。。
ト、トイレい、いきたい。。
カラダも完全に目覚め、
体内機能が活発化しはじめたご様子。。(超健康体なもんで)
わたしも負けじと、プップップー
夜中の真っ暗なトイレにいくかいくまいか、
しばし脳内でグルグルしたけれども
さすがにガマンは禁物なので、、
(てゆかガマン出来ない)
ここはいっちょ勇氣をだしてチャレンジしてみた
ほんで、
いざ。トイレへいってみたらば、、、なーんだ
各トイレに電球がついてて、おもったほど暗くなかった
(お隣のシャワールームにはお姉さんがはいってた)
ああ。。わたし、
此処住めるわ!
て。素でおもったよ
(トイレとお風呂事情がクリアできれば何処でもイケる)
外の水道でフンフンフン~と洗顔と歯みがきを済ませ
寺院へもどると早朝のプージャがはじまっていた
朝からものスゴい人だかりだ。。
みんな信仰熱心なのもあるけれど、
プラサード(甘いごはんみたいなモノ)にはあきらかに、
皆して群がっていた。
ひとりのおっちゃんと目が合い、アイコンタクトで
お前ももらっとけといわれたので、
わたしは有難く、ビブーティ(聖灰)だけいただいた。
そして、
まだ真っ暗なラーマリンガ・スワミの部屋へ移動し
ひとりボーとしていたら、、
灯りがポっとついて、
プージャリーたちが花飾りの交換をしにきた。
おめかしなうなラーマリンガ・スワミの部屋の扉
からのー
おめかしかんりょーなう
んージャスミンのいい香り
各処の生花交換がおわると、プージャリーたちは去っていき
電氣も消された。。(オウノウ)
小鳥たちのさえずりをききながら、、しばしの瞑想タイム
水の音がするとおもったら、あのコーラムが消されていた。
毎日描きなおしているんだね
太陽が昇り、、あたりが明るくなってきた頃、
ひとりのアンマがわたしの肩をトントンしてきた。
(アンマとは、“お母さん”の敬意の象徴として使う)
そこは、たくさんの参拝者がくる
通り道だからダメよ。
こっちへいらっしゃい。
と、何度も何度も口をパクパクさせ
わたしがソレを理解するまでやさしく諭してくれた、アンマ。
この方、、
沈黙の行(言葉を発してはならない)をされているのか?
耳が聴こえづらい方なのか??
ほんとうのところはわからないけれど、すべてが口パク。
それでも、ジェスチャーやアイコンタクトで伝わるからスゴい
いつもは入り口はいってスグの(扉がよく見える)柱の場所で
居座っていたんだけども。
アンマのいうとおり、素直に入り口横へと移動したわたし。
↓↓
そしたらアンマが、何かをおもいたってか
部屋にあった生花を手にとり、
わたしの髪の毛を結ってくれた
(トップ画像がそれ)
わーいわーい
めちゃくちゃウレシー
ありがとーー
アンマとわたし
そして。。なんでかわからんが、
アンマが持っている冊子がスンゴい氣になるわたし。。
ねーねーなにを読んでいるのて素直に訊いてみた。
タミル語はわかる?
と逆に訊かれたけれど、、ゴメン。まったくもってわからない
この書物は、ラーマリンガ・スワミがこの部屋でかいたのよ。
と、アンマは教えてくれた。
何章にもわたるその書物には、
ラーマリンガ・スワミの教えが刻々と書かれているらしい。
ほんで。ある挿絵がバーン!と目にはいってきて
へぇぇ。。扉の向こうの景色はこんなだったのかー
と思いをはせた。
(挿絵を完全なるクオリティで再現)
お部屋にはふたつの窓があり、
ラーマリンガ・スワミが黙々と執筆されている画だった。
(子どもが描いたような画風で可愛かったー)
それから、アンマには
このうえない“おもてなし”のお礼に、
シルディ寺院でいただいたビブーティ(聖灰)と、プラサードを
お渡ししました。
(今旅で渡すひとがいると思って持ってきていた)
ちょっとビックリしてたけど喜んで受けとってくれたよ
ありがとう大好きアンマ
アンマとの出逢いに心より感謝します。
ご縁をありがとうございます
つづく。