【鑑賞】ドラマ『恋慕』 | You and the Revue and the Musical

You and the Revue and the Musical

宝塚やミュージカル、好きな音楽について綴っています。
誠に申し訳ありませんが、最近【話題に関係のないコメント】をいただくことがございます。
その場合はコメントを非表示にさせていただきますので、ご理解をお願い申し上げます。

先週末はまたNetflixで韓流にハマっていました(苦笑)。

こうなるともはや「病」のレベルですね。

今回は『恋慕』。

 

王位継承者だった双子の兄弟の死により、男装して王となる運命を背負った女性。自分の正体、そして秘めた恋心を誰にも明かせないまま、波乱の人生を歩んでいく。

 

 

・双子の兄の身代わり

・男装の麗人

 

ということで、宝塚作品では『紫子』を連想しました。
(リアルに観ておらず霧矢大夢さん主演版をスカステで観たのみ。峰さを理さん版初演を観たかったなぁ)

全20話を4日で観たので、もう廃人レベルに。
リアル社会に復帰するのに一苦労していますが、夢夢しい世界に浸り切っている時間って悪くないものですね。

ヒロインのイ・フィ。

神秘的で美しく、誰もよせつけようとしない。
私的には演じる女優さんキリッとした中に、時折見せる女性らしい顔が印象的でした。

顔(特に目)の表情、表現力に魅せられました。

 

↑↑ツボです(笑)

 

イ・フィの師匠、そして思い人となるチョン・ジフン。
こちらも文武両道で超ハンサム。

 

↑↑ツボです(笑)

この作品も幼い頃に出会った二人が、お互いにそうだとは気づかないまま思いもよらない再会をし、やがて恋に発展していく。

韓流ドラマあるあるの設定。

それでも面白いと惹き込まれていくのだから、おかしなものです。

韓流の時代劇を観て思うのは、つくりが丁寧なこと。
制作費、制作時間がどの程度なのかはわかりませんが、1話が1時間半程度あるのでかなり強行スケジュールで撮影しているのだろうか? あるいは相当な日数をかけているのか?

CGを駆使している場面も不自然さはなく、壮大な自然、山々が目の前に広がる感覚がします。
衣装は作品によっては、ペラペラ感がある場合もありますが、おおむね丁寧な造りなんじゃないかしら。

何作品か観て気づきましたが、韓流ドラマは、え?とびっくりするシーンがでてきて、これの伏線ってあったけ?と思うと、先に結果があって伏線はその後にある展開が多いですね。

例えば、唐突に誰かが死んでしまった、えっ?なんで? と思っていたら、しばらくして死に至る経緯がわかる。
みたいな展開です。

この手法ってかなーーーりハラハラします。視聴者を引き込むのが上手い!

それにうっとりと絵画のように見入るシーンも多々。
『恋慕』では1話でヒロインが池(川?)の水を浴びようとしているシーン。

逆光の中、木々の緑の中に佇むヒロインが妖精のように美しくて。
見惚れました。

時間をおいてもう1周は見たい作品です。

私が何周も観ているのはN*Kで日本語吹き替えで放映された『百日の老君様』

N*K版は長さが短縮されていますが、それなりに面白い。
日本語だからこそ理解しやすいともいえる。

配信サイトでは韓国版がそのまま配信されているので、さきにN*Kを観ていた時とは違う発見があったり、原語だからこそ雰囲気がわかる気がすることもある。(はい、韓国語はまったくわかりませんが)

そういうのも面白いです。

 

 

蛇足ながら・・・
昨秋はアクシデントで入院する事件がありました。
痛いだけでなく、何よりも気が重い・・・、でも時間だけはありあまっている。
食事もねぇ、なんだか食指わかないし。
そんな中、配信でドラマをずっと観られたのが救いでした。
これも病院に無料Wi-Fiが飛んでいたから(^^)。
ありがたかったです(苦笑)。