土曜日は近所の神社のお祭りで屋台がでるとかで行ってみました。
(引っ越したばかりで「へぇーーー、お祭りなんだ、屋台でるんだ・・・と若干未知の世界)
屋台って昔とあまり変わらないんですよね。
金魚すくい、ヨーヨー釣り、標的を撃つの(なんて言うのかしらないですが)にはじまり、たこ焼きなどの飲食系もあり。
たこ焼きがねぇ、とってもとっても食べたかったのですが、今小麦粉だちしているので諦めました(涙)。
屋台だとなんでも美味しそうに見える、いや美味しいのかな。
で、またぶらっと歩いてついフライドポテトを買ってしまいました。
通りを歩いていて、可愛らしい女性が立っているのが目にはいり、足をとめると横に「こども食堂」の張り紙が。
「カレー召し上がりませんか?」と声をかけてくれましたが、「帰ったらすぐに夕食なので」と断りましたが、妙に気になる「こども食堂」の張り紙。
子供は無料で、大人は300円。
「こども食堂という名前は知っているし、マスコミでも時々とりあげられてますよね?」
と聞いてみると、彼女はそこを手伝っているスタッフさんでした。
大学生。20歳だそうで、若いのにこどもの居場所を作りたいとか、昔みたいに野原をかけまわったり、どろんこ遊ぶもさせてあげたいとおっしゃる。
そう・・・
私が子供だった昭和は田んぼ(?)でれんげをつんで花束や花冠を作ったり遊んでたなぁ。
今だったらよそ様の土地に入るな!って怒られるよね。
居場所っていえば、近所のおばさん、おじさんも悪いことは悪いと叱ってくれて、でも困っている時は「うちにおいで」とおやつをくれたり、暖かく見守ってくれたり。
そうよね、そうゆうの今はないものね、とスタッフ女子と話ながら、さまざまな報道を見て「今の子供ってたいへんね」とか「本当に給食しか食べられない子がいるの?」とTVの中の報道だけではピンとこなかったことを、実際にいろんなフォローをしている人とお話していると、少し身近に感じられました。
中でカレーを作っている人たちは私と同年代か、ちょっと上ぐらいの、社会人リアイアの人も数人。
うーーーん、こういうお手伝いのボランティアは足腰問題ありの私には無理ですが、子供たちに何かできたらいいなぁ・・・と漠然と思っていましたが(いや、今も漠然だけど)、「できること」を考えようと思ってます。
真面目に考えないと、こういうのは少しかかわって、すぐにやーーーめた!になるのは一番よろしくないので。
以前にも書いたかも?
私・・・10代後半はいろいろでした。
宝塚があったから道を踏み外さなかった。(というのはオーバーだけど、かなり救われていました)
そしてファン仲間だった同年代の友達は、なにかを察すると「今日泊りにおいでよ」と誘ってくれ、友のお母さんも暖かく迎えてくれて・・・今でも感謝しています。
武庫川の花火大会の時なんぞかわいい浴衣を貸してもらって、友人母に着付けまでしてもらったものなぁ・・・。
昭和の子供って、そうやって周囲に支えられていた子、結構いるんじゃないかしら?
そう思うと、TVの報道を見ては「なにかできることある?」って思ってました。
できること、あるのかないのか、今もわからないですが、リアルに「こども食堂」に出会えたことは、何かの一歩かもしれません。