【鑑賞】『薔薇とサムライ2』ディレイビューイングのキラキラシャワー | You and the Revue and the Musical

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昨夜は『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還』のディレイビューイングを観に行きました。

 

朝までそんな上映があることも知らなかったのに、いつもお邪魔しているアメ友さんの記事で「えっ?今日だ!」と知りました。

速攻ネットで調べたらご近所の映画館でも上映されるとわかり、速攻予約。

(ほどほど都会に住んでいると、徒歩圏に百貨店、映画館、なんでもあるので便利)

 

バタバタしていて星組大劇場公演の千秋楽配信は観れそうになかったし、同じアメ友さんの少し前の記事で『薔薇サム』って面白そう!と興味津々だったので夜までルンルン気分。(上映は18時から)

早い目の夕食をすませて、映画館に走っていきました。

 

(いや〜、いつも宝塚のLVで行っていた映画館とは違う初めての場所。予約時に発行されたスマホのQRコードを機械にかざして半券を受け取るシステムでしたが、ひとつの建物にいくつもお部屋はあるし、訳わからん・・・になってインフォーメーションのお姉様にいろいろ教えてもらいまいました。ふーーー、映画館も進化しているし、スマホはかろうじて使っていますが、この先あらゆる場所でのマシン化時代についていくの・・・大変だわぁ)

 

冒頭から激しいロックが鳴り響き、最近おとなしーーーーーーい、しずかーーーーな生活をしているせいか、目は(@@)で空間に馴染めていない感覚が約10分ぐらいありましたが、あとは吸い寄せられるように『薔薇サム』へ。

 

宝塚の舞台を観ている時も生徒さんのお名前がわからん!(覚える気がないみたい・・・ ^^;)な私、『薔薇サム』の出演者も古田新太さん、天海祐希さん、生瀬勝久さんはわかるものの、後は・・・(苦笑)。

 

古田新太さんはTVドラマでも良い味を出している俳優さんなので、いつも注目していますが、このディレイビューイングが舞台俳優としての古田新太さん初拝見。うんうん、彼あってこその新感線なのがわかります。

 

生瀬勝久さんも私好みの俳優さん。ちょっとした表情の変化が役そのもので面白かった。

 

そして天海祐希さん!!

いや、もうキュンキュンとやられました!

黒燕尾で怪盗って反則でしょ!(良い意味で)

しかもシュチュエーションはあの「泥棒貴族」の場面を彷彿とさせる。

そしてあらゆる場面で、その立ち居振る舞いは、乙女心にキラキラした星が飛び散ってしまうやん!

と思いつつ観ておりましたが、劇中でなにやら聞き覚えがあるようなないようなイントロが聞こえ、ここでも反則やん!のトート閣下降臨? 似て非なる「最後のダンス」に座席から落ちそうになりました(苦笑)。

その他、いろいろ・・・もう心をすべて天海祐希さんに持っていかれました。(怪盗ハート泥棒ね)

 

実は私・・・

宝塚時代の天海祐希さんをまったく知りません。

天海さんの在団期間は私の人生がいちばーーーーん多忙で、本当にお休みがゼロぐらいなペースで働き(今ならブラックだ・・・)、プライベートなんぞ思い出せないぐらいで。

だからTVドラマで天海祐希さんを観た時は「ふーーん、この方OGさんなんだ」ぐらいの認識でした。

 

でもやっぱりすごい!

オーラが半端ない!

『薔薇サム』をリアルに観たら、打ちのめされて座席から立ち上がれなくなったかも(笑)。

(ちょっとオーバー? でもそんな印象です)

 

森奈みはるさんもお名前ぐらい知ってるかな?という認識でしたが、歌も芝居も衣装捌きもさすが元トップ娘役さん。

 

石田ニコルさんはモデルのイメージが強く、どこかで観たことのある人・・・とずっと考えながら見ていました。帰宅後にネットで配役を調べてしったのですが、歌も芝居もこれからの活躍が楽しみかなぁ。

 

高田聖子さん、粟根まことさんもすごい! こういう役者さん知らんかったとは・・・。

 

強烈なインパクトのあるロック歌手3人組はお名前はわからないのですが、上手い!

そしてバンドさんどこにいるの??? 絶対これは録音じゃないよね! の音楽を担当されていたロックミュージシャンさん。この方達の演奏もすごーーーーい。もうカーテンコールあたりでは立って踊り出しそうな気分でした。

 

本当に心の中にキラキラと星が飛び、帰路の道を「これは幸せのシャワーだーーーーー!」とスキップしたいぐらいにテンションアップ。

 

もう10年以上前? 友人が『薔薇サム1』に誘ってくれたことがありましたが、日程があわずに見送りました。

あの時観ていたら? きっとどっぷりと新感線沼にハマっていたかもしれませんね。

『薔薇サム1』をネット配信しているところがあるので、観よう、観ようと思いつつ、落ち着く時間がなく見逃していますが、ホント今週末こそは観たい。(コロナワクチン5回目接種を受けて、寝込んでるかもしれないけど・・・)

 

『薔薇サム』の公式サイトで劇団☆新感線のプロデューサーさんが、今回の上演にいたった経緯を「コロナ禍でネガティブなムードが漂っているけれど、エンタメを発信し続ける私たちがこれじゃダメだ」と発案されたこと、書かれています。
うんうん、そうです! ご苦労は多いと推察しますが、「エンタメは心の灯火」。

あなたたちがいるから、私(たち)は生きるエネルギーを生成できているのです。

 

また、今回の出演者の平均年齢は50歳超えだとか?(パワフルすぎて信じられない)

私はもっと上ですが・・・

そんな出演者さんがロックのリズムに乗せて届けてくれたキラキラの世界。

それはディレイであろうと、スクリーン越しであろうとちゃんと届いています。

 

いつか・・・リアルに新感線、観に行こう(^^)

 

 

【追記】

来年はもっと生活が落ち着くと思う・・・(願望)

今は何ヶ月も先のチケットを押さえる努力をしても「いけなくなる」可能性があったり、実際今年は数枚のチケットを●ケトレで放出。

いや、そのリスク覚悟で取れる時は取る努力したほうがいいかなぁ・・・とかも思う。
(今も博多座のチケ探ししてるけど、瞬殺だからなぁ)

 

その前に・・・

良い舞台を観るために「情報収集」をまめにしよう!

やっぱり私は舞台が好き(^^)

 

おこもり生活も大好きですが・・・(苦笑)