生きてる事が
とても辛いと思った
私の20代の思い出を
ここに残します
私は次女が
酷いアトピーで
ステロイドを使う
使わないで
何が正しいのか
分からず
何を信じたら良いのかも
全てが
分からない時期が
ありました
次女の顔は
皮がめくれて
血だらけで
黄汁もポタポタ
それでも
痛い訳じゃなく
痒い痒いと
一日中暴れる次女を見て
何をどうしてあげたら
良いのか分からず
涙だけが
ポロポロポロポロ
朝から夜まで
数時間にごとに
ワセリンで肌を保湿し
掻き毟った跡には
薬を塗って
ガーゼをあて
包帯で覆う日々
夜は睡魔との戦いで
次女の両手を握り
すやすや
眠る次女を
横で朝まで見守る
だけど
うっかりしてつい
何時間も爆睡して
しまった朝には
次女の血液が
シーツを通り越して
お布団まで染みる
イヤー
気が狂った様に
朝から泣く私
土日微かに
元旦那さんに
寄せる期待
私寝たい
その頃
長女は４才
次女は２才
今日だけあの子ら
見といてくれへん？
私 寝不足で
気分悪いから
ゆっくり寝たいねん
いつもなら
期待せずに
頑張れていたのに
一度だけ
僅かな期待をして
元旦那さんに
素直な気持ちを
伝えてみた
結果虚しく
元旦那さんは
遊びに出た
元旦那さんの
背中を見て
期待した自分に後悔
泣いた
また泣いた
大泣きした
今でも鮮明に覚えてる
日常生活は
もちろん
次女の世話だけでは
終わらない
家事もせねば！
長女の世話もせねば！
真面目な性格が
どんどん
自分で自分を苦しめた
次女は
小麦、牛乳、卵
えび、いか
NGだった
卵がダメだから
鶏肉もダメ
鶏肉がダメなら
チキンエキス全般ダメ
コンソメも手作りし
カレーもお好み焼きも
次女だけ片栗粉で作り
クリーム系の
お料理も次女だけ
牛乳の代わりに
豆乳を使う
おうどん、お蕎麦
ラーメンの代わりは
ビーフンで作った
添加物の勉強もし
無添加に拘った
そして次女だけは
別鍋で毎日毎日
時間を掛けて作った
間違えて
家族のお料理で使った
菜箸を
次女のお鍋に使ったら
その日はステロイドの
点滴を
次女の小さな体全身に
入れられた
その時の自己嫌悪
母のせいで
ごめんね
ごめんね
ごめんね
自転車の前に次女
後ろに長女を乗せて
片道30分
寒い日も暑い日も
往復１時間
泣きながら
病院に通った日々
あの頃 もう本当に
私ダメだった
元旦那さんの
家族に
泣きついた事もあった
あの子は
平日仕事してるさかい
休みの日ぐらい
息抜き させたり
何故だか
長男の嫁の私にだけは
厳しい義両親だった
最後に私が選んだ道は
長女と次女の
小さな手を
両手で感じながら
マンションの屋上に
上がる事だった
楽になりたい
娘達も連れて行こう
その時そう思った
だけど
小さな手で両方から
ぎゅーって
私の手を握って来て
二人が私の顔を
見上げてる
ママ…
ママ…
これ以上は
涙が止まらないから
書けないけれど
娘達のお陰で
思い止まる事が
出来たので
今私はここにいる
だけど不思議と
あの時の辛さは
全て感謝に代わり
今 生かされている
元旦那さんにも
今は心から
感謝する事が出来る
元旦那さんがいなければ
娘達に
出逢えなかったから
私にも
生きている事が
辛くてたらない時期が
あったので
思い返し
ここに残しました
えみのたからもの
このブログは
娘達の為に書いてます
大切な娘達との
思い出を中心に
文字や写真で
二人に残しています
必ず
いつかこの記事も
読んでくれると思います
娘達へ
あの時
母の命を救ってくれて
ありがとう
貴方達のお陰で
母は今 最高に幸せです
いつも
ありがとうございます
