春分の日の昨日、母の実家へもお線香を上げに行きました。
母の父は生前、洗い張り屋をやっていました。
洗い張りとは、汚れた着物の糸をほどいて洗い、染み抜きなどをし、縮まないように長―い竹ひごみたいな物を、何本も布のに弓なりに打ち、ピンと張って乾かしアイロンをかけ、元の着物に仕立て直す仕事です。
祖父の仕事場だった所に大きな箪笥があり、その中に眠っていた物をもらってきました。
着物を配達する時に使っていた大風呂敷は柄が面白い。
昔の柄には壺が多いのは何でだろう? 何でだろう♪ナナナ何でだろう?
左下の青いのはカブの葉?と思ったけど、広げたら鳳凰でした。
右下のガマ口は30cmくらいあるのだけど、持ち手がなく謎です。
折りたたんでポーチにするのだろうか?
子供の頃、遊びに行くと必ず見せてもらっていた反物。
天井から3本の反物が下がっていて、季節に合う柄が掛けられていました。
ずーーーーーっと色んな柄を眺めている子供でした。
着物を注文する時のサンプルだと思うのだけど、上のは一つの柄が70cmあるので半襟に使えそうです。 下の左の柄は鳥獣戯画のカエル。 色んな色や柄があって夢の世界よ。
ずっと欲しかったんだけど、祖父の奥さんがいる間は口に出せませんでした。
お婆ちゃんが今年の元旦に亡くなり、叔父さんが色々整理していると聞きいたので思い切って言ってみたら、あっても使い道ないから持って行きな。と
それでサンプル用の反物全部頂いてきました。
これなんて、芸術よ!
額に入れて飾りたい!!!!!
昔、広告の裏に真似して描いたことあったかも~
おじいちゃん大事に使うからね
ありがとう