最後の油絵

高校の3年間だけ油絵を描いていました。　ずっと「油絵」に憧れを持っていたので　油絵トライアルセットみたいな小さな道具を一式買ってもらい　部室にこもって描いていました。　特に高3の一年間は1枚仕上げたら休むことなく次の絵。　仕上がらなくても2枚3枚掛け持ちで　人物・生物・風景と対象物も選ばず描いていました。　

社会人になっても続けるつもりだったのだけど、就職してからは家で1枚も仕上げられなかったんじゃないかな。　理由は・・・臭いから。　狭い家中臭くなり　一日中家に居た母と犬はたまったもんじゃなかったらしい。

　

ところが、ひょんな事から仕事で油絵を描くことになりました。　その時描いた2点が

油絵F4位　1990年頃の作品

昨年PCを教わったP社に勤めていた時、市内にあったレストランから　パンフレットの表紙と裏表紙に油絵を使いたいとの依頼。　建物は写真を見て明るめに描き　生物は実際に並べ見ながら描きました。　バイオリンは、えみうが幼い頃から愛用していたストラディバリウスで・・・・はなく　お店に飾ってあった極普通のバイオリンです。　（えみうは　この時バイオリンを初めて触りました）

今なら写真を加工すれば　なんちゃって油絵になるのだろうけど　この時代はPCなど無く　油絵を描いてキャンバス生地を切り取り　製版用のスキャンにかけて4色分解し　製版→印刷してパンフレットを作ったのでした。　





では　また(o・・o)/~