絵心 | 絵描えみうのありのまま

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この絵は20年位前に描いたもの。 当時から【和】な感じが好きで描いた絵なんだけど新聞紙を広げた位の大きさがある。 


確かまだ、独立はしていなくて 印刷関係の仕事かPOPライターをやりながら 夜な夜な遊びに出かけていた頃だと思う。 額に入れて居間の端に飾って置いたら 親戚のSと言うおばさんにズタボロにけなされたのを 今でもはっきりと憶えている。 Sは自分の娘やダンナの親戚の自慢話しかしない親戚で一番嫌いな人。 

ダンナの親戚のMちゃんだって えみうちゃんと比べ物にならない位絵がすご~~く上手くて その道の学校行ったけどものにならなかったんだよ。 絵なんか上手くったって食ってはいけないんだから意味がないよ。 何か古そうな畳だね。 どうせ絵を書くなら緑の新しい畳にすればいいのに。 何で裸足なんだい? 着物には足袋履かせなきゃおかしいだろう! 行儀も悪いね!! この絵それにしても不気味だよねぇ 表情が暗いし 狐が憑いているみたいだ。 着物に何で柄を書かなかったんだ!? ヘビみたいで あぁ 寒気がしてきた・・・ 散々言われた。 

その場で額から出し破り捨てようかと思ったが・・・去年仕事部屋の画材入れを整理していたら出てきた。 描いたものには 自分なりに魂を込めて描くので破ったりしなかったんだと思う。 かなりの時間もかけたんだし。 今日は、20年の時を越えてのお披露目です。
  

実は この絵はね・・・窮屈な客が帰ってくつろいでいる感じを描いたんだ(ΦωΦ)フフフ…


膝の上にいるのは 描いた時期からするとハーブじゃなくてマルだと思う。


一時、プロフの写真で使っていたのだけど Sの言葉が浮かんで みんな不気味だと思うのかな?・・・それですぐやめちゃったのだ。 



ちなみに Sの自慢の娘は確かに綺麗で、ピアノにバレー・声学などを習って宝塚を目指していたようだが 箸にも棒にも引っかからなかったらしい。 だって親子が言う、娘の身長は162cmだけど 159cmのえみうより5cm位小さいんだから。 最近は、Sは娘の自慢するネタがなくなったらしく 娘のダンナがいかに高学歴で素晴しいかを会うたびに語る。 (-_-メ