昼に会った時はあんなに笑顔だったのに、何が起きたの?
怖い。でもそばにいてあげたい。
受け入れてくれるだろうか。あと15分。15分後に私は何を目にするのだろう。
最近会社に入ってきた同世代の女性が、とても失礼な人で、自分のバブル時代の遊び遍歴を仕事中にもかかわらず、男性スタッフとペチャクチャおしゃべり。
揚句の果てに通りすがった私を指して「〇〇さんって、マジメそうだし、イロイロ経験もしてないでしょう?そういう人って人生甘えてるっていうか、揉まれてないから青いのよね~。私は大人だから悩み事が多くて。ね、」と、嫌らしい目をして男性スタッフに同意を求めながら言うんです。
こいつに私の何がわかるんだよ。
腹立つ時ほど笑顔になるので、ニッコリ微笑みながら、ちょっと反論してしまいました。「悩みがあっても人には簡単には言わないものですよ。
というより、人に言える悩みなんかはそんなに深刻なものじゃないのでは?
深い悩みである程、人には理解してもらえなかったり引かれたりするので簡単には言えないでしょう。」と答えました。すると間髪入れずに、「え?なんかあるの?教えて下さいよぉ~」と詮索好きなおばちゃん顔。「いえ、話すようなことは何もないですけど。」と私。あなたにはね。笑
まだ一緒に働いて間もないですが、この先ずっと絶対こいつには大切なことはなにひとつ話さないでおこうと決めました。
夜遊び、男性経験イコール人生経験豊富だとか、馬鹿な公式が彼女の中にあるようで、二言目にはエロトーク。仕事しろよ。恥じらえよ。
実家を聞いてきたので故郷はサーフィンができる土地で、と言ったら「昔ナイトサーフィンを男友達が楽しんでて。」と言うもんで、「夜の海は危ないですよ。」とマジメに答えたら、「やだ、男が女の上に乗ることなんだけどぉー」
それも、苦笑いしている男性スタッフに「知ってるでしょお?あの頃そう言ったわよねえ。私なんか証券会社で男社会に生きてきたもんだから、そういうの男友達から聞いたりしたもんよ。」とまた自分の話かよ。
結局、私の実家がどことかはどうでもいいんですよ。自分のことが話したいだけ。
いろんな人がいて、いろんな人生があって、みんな小さな悩みや大きな悩みを抱えているもんです。人から見ればちっちゃい悩みも、もしかするとその人にはとても大きな問題なのかもしれません。
青いとか甘いとか、誰も他人の人生を評価したりする資格なんてない。
たとえ何ヶ月もかかっても悩み事は打ち明けきれない。
何故なら悩みはたとえひとつ解決しても雪のように上からまた新たな悩みが降り積もり、いつまでも緑豊かな地面が見えることがない。
そういう彼女ももちろん、大変なこともあるんでしょうし、年上はたくさん生きてる分、経験の多少はわからないですが確かに心臓は私より多く鼓動しただろうし、それはある意味尊敬にあたいします。
人間の考え方や生き方をいいとか悪いとか診断してもいい人なんていません。
私は自分や自分の大切な人のことしか興味がないし、正直他人のことはどうでもいい。
だからおばあちゃんの大好物の芸能人がどうしたこうしたも興味がないです。報道や噂は真実とは限らないし、大多数の他人が不幸だと言っても本人が幸せだと言うなら後者が正解なんだと思うんです。
もったいないことです。今日は一日こうして考えこんでしまいました。
会社でなければ付き合わないでいたらいいのですが、この先一緒に働いていかねばならず、気が重いのです。
私には彼女の考え方や生き方を変えることはできないけど、仕事に支障を来たすような私語を慎んでいただくよう注意することは明日からしっかりやります。
「悩み事なさそう!」だからご丁寧に早速悩み事をくれたのかしら。そうだとしたら、たっぷりいただきました。ありがとうを言わなくてはいけませんね。笑
明日からの仕事も少し気が重いです。
日曜日、『P.S.アイラブユー』を観てきました。
最近大阪で観ることが多かったので、滋賀の人口の少なさに驚きました。
鼻息荒くして大阪のノリで1時間以上前に席を確保しに行ったら、そのガラガラっぷりに嬉しいような寂しいような、複雑な気持ちになりました。
時間があったので一人で焼き肉ランチ食べたり。こちらも嬉しいような、寂しいような。
映画は一人の方が気楽とか言ってた頃もありましたが、あれは強がりってやつでしたね。
泣けそうな映画は始まる前から膝にハンカチを置いて準備するんですが、たまに泣けない時もあります。
でも今回は5分くらいの予告で泣かされたツワモノ映画なんで、ハンカチも大きめで臨みましたが、期待通りの涙腺緩みっぱなしぶりでした。
しかし、ヒラリースワンクがラブストーリーとは!サンドラブロックなんかも同じ感じですが、お堅いイメージがあるので心配してましたが、結婚前は一人くらいしか付き合ったことがないオクテキャラの設定だったので安心しました。
最近そんなことばっかり言っててデジャヴュみたいですけど、旦那さん役の俳優さんがかなりセクシーでイケてましたね。
アイルランド人なんですが、そんなにステキな男性ばかりが住んでるの?そんなに美しい国なの?と、アイルランドをいっぺんで好きになりました。
今までアイルランドの魅力を語ってくれてたのにピンときてなくてゴメンなさい。
内容はお気に召さなかったかもしれませんが、現実に行くのは難しいアイルランドに旅行した気分を共有したかったです。
あ、これはちょっとした伝言です。笑

笑って泣いて、ベタだけど私は大好きな映画でした。
ハリウッド映画のエンドロールで徳永の歌が流れるなんて。歌が終わるまで誰も席を立たなかったことも、中学生くらいの時は想像もしなかったことに最後まで泣けました。
涙が半年分くらい出たので、しばらく笑顔でいられそうです。
映画も焼き肉も涙を流す時も、できれば一人じゃない方がいいですね。
強がりなんてバカらしいって、今の私は知ってますから。