こんばんは。

今日のお昼は汗ばむような陽気でしたね。


昨日はヴォーグ学園市ヶ谷校の今期初めてのクラスでしたが、

JR市ヶ谷駅からお堀沿いに見える桜も、

すっかり盛りを過ぎて、若葉葉が萌え始めておりました。


各カルチャー様での新学期の開講、新入生の皆様の

フレッシュな笑顔がまぶしい今日この頃です。


さて、先日お仕事の関係で訪れたショールームで

スタッフの若い男性から「刺繍留学がしたいんですが・・・」

と、突然質問をお受けしてビックリビックリ

どこかで、自分はまだまだ・・・という思いが抜けきっていないためか

教室以外でご質問をお受けしたのが初めてだったためか・・・。


今期、英国王立刺繍学校・日本分校へご入学のK様も

一技法習得された後は、本校への留学をご希望。

そろそろ、技術はもちろん体験も、次の世代へ

受け継いでゆく時期なのかな?と思ったりいたしました。


本日は、留学に必要な英語力について・・・。


私自身、英語で有名な大学を出たために

帰国子女と思われがちなのですが

留学前に海外生活の経験はなく、

受験英語は得意というだけの、ごく一般的な日本人でした。


大学時代一度だけ受けたTOEFLで

560点くらいだったのは覚えていますが

大学受験のすぐ後でそのレベル、私が留学を考えた1998年頃は、

大学卒業後英語と触れる機会もなく何年も経ち、

きれいさっぱり忘れていたと思います(笑)。


しかもまだまだ当時の世界はアナログで、

学校のウェブサイトはおろか、メールアドレスもなく、

留学情報は「成功する留学」シリーズで発見した

わずか5行くらいだったかと思います(笑)


その連絡先を便りに勇気を振り絞って国際電話をかけ、

たどたどしい英語で

「職人養成3年コース(Apprenticeship)に入りたいのですが・・・」

と尋ねたところ、その当時の校長の秘書だったご年配の女性に


「レターを送って下さい」(がちゃん)

(アルプスの少女ハイジのロッテンマイヤーさんのイメージ)


と電話を切られてしまいましたがーん

途方に暮れ、自分なりに書いたレターを送ったところ、

何週間もしてから、学校のお返事が届いたのだったと思います。


今のようにメールを送ったら即お返事が来る時代ではなく、

(今でもお返事はすぐには来ないという噂も・・・笑)

そしてそのお手紙には「CVを送って下さい」とあり、


CV!?っって・・・・何ショック


当時お勤めしておりました会社の、

外人役員付の秘書の方に相談したら調べて下さり


「履歴書のことだそうよ」(Curriculum Vitaeラテン語で履歴書という意)


と教えていただいたものの


「英文の履歴書って、どうやって書けば・・・・怖い


といった、英語的にはかなりお寒いいレベルからスタート。

こんなことを言ってはいけないのかもしれませんが

英語に苦手意識があり、できればやらずに済ませたい

と思いながらそれまで生きてきたので、

英語は留学前半年のプライベートレッスンのみ。

ほぼ気休めに過ぎませんでした笑


それでも、なんとかなるものです。

現在は英語力がおとろえないように、

また仕事上でのイギリスとの英語でのやりとりについてなど

仕事と楽しみ半々で英会話のプライベートレッスンに通っておりますが

レベルチェックでは、どこのスクールでも

上から2番目のレベルに判定をいただきます。

(漠然としていてすみません)


エクセレントではないけれど、

まぁまぁ、ほぼ支障ないといったレベルに

習うより慣れろでようやくたどり着いた・・・という感じでしょうか。


技能認定コース(Certificated Course)ならば、

入学に際しての選考もなく、講師は日本人に慣れていますし

講師のアドバイスに従って進めて行く課題がほとんどなので、

日本の英語義務教育レベルでも大丈夫です。


ですが、Foundation Degreeを考えている方は、

英語力はあった方が良いでしょう。

私の学んだ今はなき職人養成3年コース(Apprenticeship)では、

グループで一つの作品を作るプロジェクトや

ディスカッションなどがあり、現在のFoundation Degreeも

同様なことと思います。


さらに、職人養成3年コース(Apprenticeship)では、

学ぶ技法について文献を調べて歴史をまとめ、

課題のデザイン起こしから完成までを

プレゼンテーション・ファイルにまとめたものも、

成績審査を受けなければならなかったので、

英語では実際かなり苦労をいたしました。


そんなハードルの高い職人養成3年コース(Apprenticeship)を

初めから強い意志で目指していたのかと言いますと、

実はそんなことは全くなく、

初めは技能認定コース(Certificated Course)へ

一年だけ留学しようと思っていたのでした。


そこへ、人生を変える一言が・・・・。


(続く)


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚


英国伝統刺繍の歴史と確かな手技・・・
時と共に深まりゆく成熟した刺繍文化をあなたに


英国王立刺繍学校の正式な講師資格を持つ
世界でただ一人の日本人
二村恵美のオフィシャルブログ


*Emi Nimura Official Site*

http://www.eminimura.com/