本日は、一期生土曜クラスの方々が
昨年から取り組まれている
キャンバスワークの7回目のクラスでした。
冬休みに入られて以来、久しぶりに拝見する作品の
宿題がどの位進んでいるか、ハラハラどきどき。
なんといっても、あと一回で完成させなければならないのです。
しかも、最後の回にはもう作品は完成していて
Mountingと呼ばれる額装の作業をしますので、
実質本日がキャンバスワークの
刺繍部分のご指導最後の日なのです。
進み具合は皆様それぞれですが、
笑顔でお互いの作品をまずご覧になり合いながら
「わぁ~、すごい!」
「素敵。きれいですね~。」
と歓声が上がり、完成に向けての
心の高まりが響いてくるような朝でした![]()
名古屋から新幹線でお越しになる
エネルギッシュなのに癒し系のT様。
腱鞘炎が痛々しいです。これからラストスパート
銅版画のご経験のあるI様は、デザインの発想が
刺繍をしていない部分は、大切にカバーして
万が一のアクシデントから守ります。
お見せできないのが残念な、G様の楽器のデザイン。
初めての課題だったジャコビアン刺繍とは
全く違う考え方が要求されるキャンバスワーク。
コットンやウール、レーヨンなど様々な質感の糸を使い、
タテ・ヨコ・斜めのステッチを効果的に配置しながら
流れるようなグラデーションと立体感を表現していきます。
ジャコビアンのような伝統柄は、ある意味
とても刺しやすいものですが、
このキャンバスワークは伝統技法を使った
コンテンポラリーな刺繍。
もしかしたら基本の4技法であるジャコビアン刺繍・
キャンバスワーク・ゴールドワーク・シルクワークの中で、
日本人が最も苦手な課題かもしれません。
冬休みの間も、年末年始やそれぞれのお忙しさの中
真剣に集中する時間を作るのは
簡単なことではなかったでしょう。
ほどいては眺め、刺しては考える。
気の遠くなるような時間を、作品とご自分に向き合われて
がんばっていらっしゃることに思いを馳せつつ。
完成はもうすぐです!
その日まで、あともう一山・・・がんばりましょう



