こんばんは。


星も凍てつく夜が続いておりますが

皆様体調崩されていませんか。


本日も厳しい寒さの中、

英国王立刺繍学校・日本分校へ

元気にお越し下さった皆様、お疲れ様でした。

本日のクラスは二期生にあたる皆様の

ジャコビアン刺繍の三回目。


土台布を角枠に張ります。
英国刺繍のある暮らし

今までに体験をしたことのない布の張り方と、

時間のかかることに、皆様戸惑いが隠せないご様子。


また、これからの残りの期間で本当に作品が完成するのか

不安でたまらないご様子でした。


お気持ちは分かります。

デザインを決め、布を張って図案を写すまでで

八回中の三回目が終わってしまう。


私も留学当初は、効率とかけ離れた

アナログな手法とスローな時間の感覚に

焦りとカルチャーショックを感じたものでした。


トレーシングぺーパーに図案に沿って穴を開け、

粉をすり込んでデザインを写していきます。
英国刺繍のある暮らし

初回にお休みされて、本日一回遅れのT様は、

ベストカラーの濁りのないブルーをいつもお召しの、

とても美的センスの高いお方です。


今回のジャコビアン刺繍も、もちろんブルーのグラデーション。

ブルーにも黄味寄り、赤み寄り、くすみが入ったものなど

様々な明度と彩度のものがありますが

T様はもちろん、クリアな濁りのないブルーですね。


色鉛筆で塗っていただいた図案と、

アップルトンの色味を吟味しながら

使用する糸を厳選していきます。
英国刺繍のある暮らし

長いようで短い5時間があっという間に過ぎ、

無事図案を写し終えて帰られた皆様、

電車の中で緊張がほどけたことでしょう。


次からはいよいよステッチに入ります。

私も気を引き締めて、努めて参りたいと思います。