Prosperity ~滲みでるものすべて~ -94ページ目

Prosperity ~滲みでるものすべて~

なんとなく考えることもあれば、ずっと考えてたりもあり、
タイミングはそれぞれだけど、
自分の言葉で書き留めておきたい一つ一つを並べていきます。

たまには香辛料も効かしながら。



越。






越えて。






この線を、

越えたいと思った。






ある歳、

いまの自分を

越えたいと思った。






何が出来るか

分からないけど、

越えたいと思った。






踏み込む勇気を、

確かめたくて。






この島の

最北端、それとも最南端。

いや、違う。






海を、越えようと

思った。






大したことないけど、

とにかく、行ける処まで。






越えなくてはと思った。






誰かが、いつも

戦い。






いつも、何処かで

挑戦してる。






戦いが、

許されるとするのなら、

それは他人でもなく、国でもなく、

自分。






与えられた、何万キロもの

リレートラック。






バトンを手渡すのは、

一つ前の自分。






テープを切るのは、

他でもない自分。






越えるべき、

自分。






また聞こえてくる。






始まるピストル音、

また聞こえてくる。






足踏みして、

構えて。






バトンを握る。






越えるのは、

自分。






景色を吸い込みながら

進む。






行き先は自由。






風を噛み締めながら

進む。






テープ切る瞬間。






一つ前の自分が

一番喜んでる。






そう、あの笑顔が

最高に堪らない。






越える。