舞。
舞台。
産声が、
最初の台詞。
みんな、
泣くことから始まった。
大きな声で、
大きな口を開けて。
観客を振り向かせる。
強張った頬から、
だんだん綻んで笑う。
場面ごとに
歌い、踊り、叫び。
一歩、
この舞台に
踏み入れた時から。
誰一人欠ける事無く、
名前が刻まれる。
ただ、
台詞は用意されていない。
ただ、
役は必ず用意されている。
とても大事で、
とても必要な役が
一人一人に。
色んな物語が交錯し、
色んな歌声が響き渡る。
沢山の結末が交錯し、
沢山の繋がりがまた始まる。
おもしろい人生、
儚く、眠らない舞台。
舞。