鍵のかかった部屋がプライムタイムに再放送されている最中に、

Face Down:Rebornリリースってタイミング良すぎない?

急遽順番入れ替えただろ!!!柔軟だなおい!!

(勝手に想像し勝手に褒める)

もとのクレジットは、

作詞:eltvo

作曲:Albi AlbertssonRoyce.HVincent SteinKontantin Scherer

編曲:metropolitan digital cliqueVincent Stein、Kontantin Scherer

※青が日本人作家、赤が外国人作家です。

 

Face Down:Rebornは、上記に加え

Written:Ellen Shipley

Produced:BloodPop,Tom Norris

となっています。

 

Ellen ShipleyはLove so sweet:Rebornにも登場済。

BloodPopの最近のニュースとしては、Lady Gagaのニューアルバム「Chromatica」で

共同プロデューサーとなっているそうで。1990年生まれだってヒェー

Tom NorrisはGagaやKrewellaを手掛けたミックスエンジニアでプロデュースもしていると_φ(・_・

 

(すんげーな、こんどはGagaまわりを攻めてるってか…)

 

 

歌詞、曲ともにやばいな…

まずね、コード進行のReborn具合がいい。

どちらも「ドレミ♭ファソラ♭シ♭ド」の音階で動いてるんだけど、

原曲はCm(ドレミ♭ファソラ♭シ♭ド)、

RebornはE♭(ミ♭ファソラ♭シ♭ドレミ♭)。

 

コード進行、

原曲はCm→B♭→A♭のループ。

音が下がっていくコードのループは、内に向かっていくイメージなので、光から影へとか、謎に包まれていくという雰囲気ダダ漏れ。

 

一方のRebornは、A♭→B♭→Fm→G(7)。

基本的に音が上がっていくコードのループ。しかも底抜けに明るいのではなく、途中にマイナーやセブンスを使う辺り、酸いも甘いも分かってるよ感醸してる当社比。

 

とにもかくにも、

ボーカルのメロディ一切変わってないのに、

雰囲気が変わるのはこのおかげ。

 

このコード進行の変更が何をもたらすかっていうと、

「素顔見せないままEscape」という闇や謎が深まる世界に、

Take my hand, I will light up the darkness

って言う人が現れたっつーことなんすよ…

 

さらに…

 

 

あかん…(深夜のテンソン)

 

*****

このRebornシリーズ、ファンにとっては「視野を拡げる扉」だと思っている。

「受け入れられない」とか「求めてるのはこれじゃない」とか

自分の感覚に嘘をつかないことも大事だけど

私は広げるチャンスをもらってる感じ。

負荷がないと自分の感覚を磨くこともできないからなぁ(筋トレ的思考)。

 

理解が追いつかないそのジャンルや表現の向こうに、

自分の想像力では到底たどり着かない価値観とか

作者やアーティストの奥底にあるものとかがポンッって置いてあったりするから、

音楽ってたまんないんだよね。

 

(深夜のテンソン(ノンアルコール、ノンカフェインでお送りしました))