祭典当日は、翔さんのこんなツイートから始まりました。

いやまず●スポ記事に反応したラグビーファンに

お礼を言うとなんとタイムリーな。

いやいやいやいや!!

ツイートタグの使い方急に上級者ァ!!

 

でも、しょーちゃんが緊張するって…

ちょっとCOOL&SOULばりの何かをまとっていた。

(そっかこのあとJET STORM…)

 

 

奉祝曲「Ray of Water」

 

作詞:岡田惠和(脚本家)

作曲:菅野よう子(作編曲家)

ピアノ演奏:辻井伸行

歌唱:嵐

 

とてもすてきな演奏でした。

 

水に差し込む、まばゆい光。

そして、おそらく、Ray of Water。


第一楽章「海神」の、大きく波打つ海から、まさに神様が現れた感じのイントロ。

ストリングスのグリッサンド(で合ってる?)がすごくよかった。

いろんな海の生き物の鳴き声のようにも聞こえた。

陛下は、水の研究がライフワークであると。そういった経緯もあり、「水」がテーマだったのだね。

 

第二楽章「虹の子供」

虹の、子供。

 

虹の子供ってなんだろう。

 

虹になる前は……うん、空気中の細かな水滴だ。それはもう、目に見えないほど小さな、存在。

 

光が当たらなければ、水滴が光を屈折させなければ、虹にはならない。

 

そのあまりにも小さな存在が、様々な大きな流れの中で、海、陸、空を絶え間なく循環し地球上のあらゆる営みを動かし続ける。

そのさま。たとえ。

 

その旅の途中で、まばゆい光が差し込んでくる。

 

第三楽章「Journey to Harmony」

元号「令和」が発表された時に、

政府は"Beautiful Harmony"と表現した。

 

令和への、旅。

調和への、旅。

平和への、旅。

 

「まばゆい光」とは。

 

ここで初めて、それが何のたとえなのかが

明かされる(と私は思った)。

君が 笑えば 世界は 輝く

誰かの 幸せが 今を 照らす

「君」は、ダブルミーニングだ。

「君」は、陛下はもちろんのこと

聴いている人それぞれのことも、

おそらく含んでいる。

 

みんなが、それぞれの幸せをこの世界に映して、

新しい時代を創っていくんだ、と。

 

ひゃー…岡田惠和さん…すごい。

たぶん、嵐のイメージも込みというか、

彼らが歌うことで伝わるものを

とても分析的に理解して、

この詞を書いている気がした。

 

大宮や磁石(さとしもいた?)、

じまごでハモる部分があったり、

全体的に、歌い方が丸みを帯びているというか…

メロディーがゆるやかな曲線を描いている。

 

三拍子なのもあって、

とにかくゆったりとした気持ちで、

(いや、スマホの痕が手に残るくらい握りしめてた)

聴いていられたのだけど最後よ…

 

大丈夫 君と 笑ってゆく

 

さとちゃんの本領がァァァァ…

こんな大舞台で…
 

だ、だ、だめだ…

こんなときにオタク出ちゃだめ…

引っ込んで…

とにかくいろいろ引っ込んで…

 

だって私に歌ってr!!!

 

はっ…

皇后陛下雅子さまが…

涙を拭ってらっしゃる…

 

えーんえーんえーんえーんえーん


TVの前で号泣するわたし。

でも、家族も今日だけはそんな私のことを茶化したりしなかった。

 

皇室の歴史とかあり方とか

私には何度聞いても難しくて

よく分からないけど

なんていうのかな…

様々な不安がお有りなんだなと

それすら表に出すことは

許されにくいお立場で

あのように

涙を浮かべておられたのは

心に溜まっていたものが

少し浄化されたのかなと。

 

いや…

さとし…

あんたぁぁぁ…

 

なんかしばらく放心状態で

平常心を取り戻そうと

ブラタモリも観たんだけど

内容が全然頭に入らず

晩ごはんの味とかも

しょーじき覚えてない…

嵐にしやがれで

ようやく「日常」を取り戻し

やっと言葉が出てくるようになって

今に至ります

 

歌のことだけどさ、

これまで世間はそこにフォーカスが

行ってなかったとは思うけど、

嵐の楽曲オタとしては

彼らは本当に一歩一歩、

自分の力で階段を上がってきた

実感があるわけ。

経験を積んで自然に、

でもなんでもなくて。

平坦な道を歩いていたつもりが

実はちょっとだけ傾斜があって、

みたいなことじゃなくて。
意識的に階段を登ってきた、

と私は思ってる。

 

発音だったり

声色だったり

声の安定性だったり

声のまとまりだったり

うまくできなかったことを

少しずつ潰していっての今日。

 

今日の陽が 昇るまで

音楽がコトバ以上

真心(こころ)伝うこと

幾度となく見てきた

「彼方へ」のこの歌詞が、

これほどまでに沁みる日があっただろうか。

 

彼らは、今回も、ひとつの楽器だった。

 

オーケストラとあれだけ調和して、

贔屓目なしでもとても素晴らしかった。

贔屓目大アリで、卒倒ものだった。

 

11/3とはまた違う一日を経験しました。

 

ARASHIさんはすでにジャカルタ着。

今日明日はJET STORM。

 

札幌ドームは、色んな意味で、

”凱旋記念公演”みたいにな気持ちになりそう。

 

10周年のAttack it!

「貫通 アナタの心を

ガッツリ頂くように仕組んでる

しがみついて来いよ」

が時々ジワジワ来る民なんだけど、

さすがにここにきてヒエッてなる。

 

一世一代の大仕事、本当におつかれさま照れ