8. Bad boy (大野ソロ)
作詞・作曲・編曲:HARAJUKU KIDZ
(´-`).。oO(さとちゃん今までなんだかんだ「大野智っぽい」って言われて来たからぶっ壊したかったのかな)
と思ったらそれ以上だった。
サトラジで「空っぽになりたかった」と。「何も考えないで歌って踊りたかった」と。
最近にしては珍しい事言うなって思いましたよ。
だって、彼にとって歌や踊りってもう「お仕事」じゃない?だから何も考えない時間って「絵」や「釣り」なのかなーと思ってたんだけど、まー絵もお仕事になっちゃったし釣りも今年はなかなか行けなくて…ってなった時に、今のさとちゃんは「歌って踊りたい」に行きつくんだなと。歌って踊るのも仕事のはずなんだけど、今年はなぜだかそこに戻ってきた。
彼の中で歌と踊りに「無」になる感覚があるんだなと。これ結構嬉しいやつ。
「俺はできる男だ」
「ただやってないだけの話」
「まだ表に出してないだけ」
「何でもできるんだぜ」
「黙って見てな」
…全国のサトシックが「それ、智くんじゃね?(`・З・´)」と思ったことでしょう。ええそうですとも。これを自分だと言わないのがサトシオーノだわ。まったく何て奴だ!!!
こういう歌詞にそれほど深い意味のない(言っちゃった)曲って、浅いとか、意味がないとか、中身がないとか、本能に身を任す→頭を使わないという意味で動物的とか、享楽的とか、まぁー散々な言われ方をすることもありますな。
音楽に哲学的なもの文学的なものを求める人にとっては下等の音楽なのかもしれませんけど、個人的には、音楽やビートに身を委ねる行為って「感性が働いているかを確認する」みたいなのがある気がします。動物的な”何か”の確認。それを欲するということは、何かしらの「抑圧」があるってことであり、自分を解放する感性がどこかで妨げられているということであり……
はー。あーたよく頑張ったよ、さとちゃん。
今回の選曲が今までで一番「今」のさとちゃんを象徴しているんじゃないかな(笑)
あああもーーーう!!なんて素直やヤツなんだぁぁぁっ!!(激甘)
…と勝手に想像膨らますオタクがこれから自担のソロを語ります←長い前置き
①気になるメロ進行。
一番気になっていたのがメロの構成。最初から最後まで「ミ(Eマイナー)」をベースとした構成で、コードの変化は「only one~」で静かになる所とメロが変わる節目以外一切なし。
参考までにJ-POPの一般的な進行を書くとこんな感じです。
【一般的な進行】Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→サビ→ブリッジ→サビ
ところが、Bad boyはこんな感じ。
【Bad boyの進行】
Aメロ1(ハイハイ~):低い「ミ」を基本
↓
Aメロ2(そろそろ始めるぜ~):約1オクターブ上の「レ」を基本とし「ミ」を解決音とした旋律
※解決音…不安定な音を解消する音。ここでいうと「レ」は、Em(ミソシ)をEm7(ミソシレ)という雰囲気にガラッと変えてしまう力のある、Emにとっては異質な存在なので、その後に「ミ」を持ってくると、本来のEmに戻る。元のキーとは違うという不安を解決するという意味で「解決音」と呼んでます。
↓
サビ的かつBメロ的な何か(Only one~):リズム隊が消えて旋律メイン
Bメロって普通、起承転結で言うところの「承」なので、Aメロを承けるはずなんだけど、
どちらかというとシーンが突然変わった感じなので、ブリッジとは言い難い。まるで別の曲。
※BメロのBはBridge(橋)。Aメロとサビを繋ぐので。
↓
Bメロ(Take you higher tonight~)
ここは前を承けている感じがするのでBメロ的ではあるんだけど…(゜-゜)ウーン
↓
Aメロ1的なサビ1(I'm very bad boy~):低い「ミ」を基本
↓
Aメロ1的なサビ2(スキャットマン):高い「ミ」を基本
こういう風に、AとB、低音高音1オクターブの間を行ったり来たりしてる感じなんですよ。
行ったり来たり。グルグル回ってる感じ。前に進んでない感じ。決め手がな……
あれ?
確かさとちゃん「前に出れてない男の話」とか言っていたな。
コード進行も全然発展しない。
……そういうこと?!
かっこつけるだけつけて「前に出れてない」のをコード進行でも表しているということですか?!|д゚)
まさか…いや、で、も……((( ゚Д゚)))
それで、無の状態でひたすら歌って踊って煽って、
俺が例のヤベェヤツだぜー!!(I'm the one)つって終わるわけですか師匠!!≡( ゚Д゚)ノシ
こういう一行に発展しない構成、洋楽には結構あるのは分かってるけどね。
ここまで意味を持っているかというとどうかなと…。(Eminaさん深読みしすぎという説もあり)
はーまじか。いやそうだよきっと。RADIO FISHとか言ってる場合じゃなかったよ。
深さなさそうに見せかけて想像以上の深さよ。DEEPだよ。足付かないよ。溺れてるよ。
②マッシュアップ的
Emina@em1nalize
Bad boy、2~3曲をマッシュアップしてる感じっていうのは強引かしら。
2016年11月05日 23:36
マッシュアップはDJ用語ですかね?
ある楽曲やそのボーカル部分を伴奏トラックや別の楽曲と合成して再構成することを言います。YouTubeとかでは吉幾三「俺ら東京さ行ぐだ」×PSY「江南スタイル」とか(笑)いろんなマッシュアップがありますが、①でいうAメロ1とAメロ2で1曲、Bメロ的な何かとBメロで1曲、サビ1サビ2で1曲、それぞれ実は原曲があって、伴奏トラックの上にこの3曲を乗せて軽ーく1曲を作ったような感じがするってことを言いたいのです。
だって、メロごとに全然違う毛色なんだもの。
Aメロはラップ調でしょ、Bメロは急にメロディアスになり、サビはスキャットマンでしょ?(笑)
ということで、ここはDJ×MJに再降臨して頂いたらどうですかね?初日公演5日前の提案なんですが。
③「声の加工」問題
毎回声の加工云々では論議を呼びますね。加工だからって良い悪いも好き嫌いもあまり決められないですけどねー私は。制作陣がなぜその表現を選んだかを考えるほうがよっぽど楽しいオタクなのでー!
「さとちゃんいい声してるのに声加工してもったいない」という声もちらほら聴きますが、
声の加工=改悪という固定概念、個人的には残念です…。
この曲で加工しないという選択肢はないですよね。
ゴリゴリのEDMで無機質さを出さない方が不自然。
それにこの曲ではいじってない方だと思いますけどねー。特に後半。
もちろん、こういうデジタル系が苦手ということなら、それはそれで理解できます。
私も苦手なジャンルがあるので。
結局声の加工が問題じゃなくて、ジャンルの好みってことなのかもしれませんなぁ。
④ところでBメロのコード進行
もう面倒だからBメロとか言ってますけど、
このコード進行、どっかできいたことあるけど全然思い出せないと思い、
音拾ったり口ずさんだり朦朧としながら音源漁ったりして…
Emina@em1nalize
ああああああああああああ!!!!みつけたぁぁぁぁぁぁ!!!!(突然
2016年11月06日 01:33
個人的にやっとすっきりしたのがこれです↓↓
Fly me to the moon。Jazzのスタンダードナンバーです。
分かりやすいのがなかったので、簡単に音拾って作ってみました。
実際はウォーキングベースとかいろんなアレンジがあって、いまやほんとの原曲にたどり着けませんが、ほぼ構成は一緒です。(ミ→ラ→レ→ソ→ド→ファ#→シ)
ちなみにこれと似たのがAutumn leaves(枯葉)。ジャズのスタンダードなベースラインなのかな。
ちなみにこの打ち込んだやつ、ベースは全く一緒です。メロディーだけが違うんです。
全然雰囲気変わりますよね。
⑤ハイトーンの破壊力
一番最後のハイトーンI'm the oneの破壊力、満点はなまる印。
さとちゃんはあんまり目を閉じたり、顔を歪ませたりっていう歌い方をせず、
フラットな状態で歌うことが多かったのですが、最近はそういう動きもつけてくれるようになった気がします。
ハイトーンを1小節以上伸ばすと言えば、「Take me faraway」の「いつまでもーーー」でしょう!
ちなみに今回はTake me~の半音上でございます。聴き比べると、声のツヤ感の違いがはっきり判ります。喉で響いている部分が違うような感じ。おっかしーなー。Take me~でも十分伸びやかだと思ったのに。智マニアの耳がどんどん良くなってくはずですよ。いじってるから、だけではないですよ、最近の曲全部響きが変わってると感じるもの。あぁぁほんとなんなの。
