まず、熊本の地震で被災された方へ心よりお見舞いを申し上げます。

 

 あまりに嵐や音楽とのギャップがありすぎて殆どカミングアウトしていませんでしたが、私は、1995年の阪神・淡路大震災以降、何かの役に立てばと地球科学、特に地震・火山学を少しずつ勉強しています。その一人として、個人的に感じる事を少しだけTwitterで流しています。

 今日の記事は、嵐とは関係がありませんが、学ぶべきことと、私見を少し書きたいと思います。一人でも参考になる方がいたら幸いです。

■地震の仕組みと最近の研究の動き

 なるべく分かりやすく話したいと思います。

 大陸や島などは、様々な「プレート」と呼ばれる活動によって今の形ができています。

特に日本列島には、太平洋プレートやフィリピン海プレートという大きな板が下にもぐりこみながら日々圧力をかけ続けているので、陸側がそれに耐え切れなくなると、地震が起こります。これが、地震の簡単な仕組みです。ここまでは、たぶん理科で習うんじゃないかと思います。

 

 さて、皆さんの目に触れる地震情報は、震度1以上のものですが、実際には震度1に満たない地震は毎日のように全国どこかで起きています。ちょっとした圧力に耐えきれない場所もあれば、とても我慢強く耐えられる場所もあるのは、人間と一緒かもしれません。最近では、小さな地震も知らせてくれるアプリもあったりします。最近注目されている中には、GPS観測点を全国に置いて、地面がどれくらい動いたのかを計って、プレートを押した力によって日本列島のどの地域がどの方向に動いているのかを研究する方もいて、新しい仮説が生まれつつあります。

 

■注目の「中央構造線」とは?

 これだけでも、すさまじいパワーが私たちの足元で働いていてどっひぇーなのですが、今回の地震で注目されているのが、ツイートでも触れた「中央構造線」という大きな断層の帯です。断層っていうのは、地震などによってできる大地の割れ目のこと。地表に出ることも出ないこともあるので、分かっていないものもたくさんあると言われています。中でも活断層は、過去250万年から今までの間で動いたとされる大地の割れ目のことをいいます。もちろん、地球の歴史は人間が誕生するよりもはるか前からありますので、それよりも前に動いて、今は活動していないものもあります。

 

 肝心の「中央構造線」は、西日本~東日本を横断しています。熊本―大分―愛媛―淡路島―紀伊半島―三河湾―静岡山梨を避けるようにして長野―埼玉(長瀞)―茨城南部といった感じ。特に、西日本は江戸時代以降地震を起こしている活断層帯で、1995年に起きた阪神・淡路大震災は、この中央構造線上にある淡路島の活断層が大きくずれたことによって大きな被害をもたらました。

 

■個人的に感じることを参考まで。

 震源はいま、この中央構造線に沿って、熊本と大分の間を行ったり来たりしています。この間には活火山として有名な阿蘇山が。ただ、観測体制と情報伝達体制、避難準備がしっかりしていれば、大きな人的被害は防げることが分かっています。これは、北海道の有珠山の噴火の時に、住民の避難を最前線で呼びかけ人的被害を食い止めた北大の岡田教授がデータに基づき明言していました。

 御嶽山は情報伝達体制が非常に問題でした。熊本がどうかは現地のほうが一番分かるはずです。ただ一番大事なのは、既に地震が起きており、建物の損壊が激しい地域も多く、外の広場に避難している方も多いということです。またこれから大雨の予報も。噴火した際には屋内退避が原則ですが、この状況でどのようにしたら身を守れるかは、外野の一般的な意見ではなく、現地の方の目と耳と知恵が最も重要になるのでは、と考えています。

 

■メンタルのこと。

 外野の私に何ができるかな、と一晩考えて至ったのがメンタルのことです。

 人命救助を優先するあまりおざなりにされがちなのが「心」の問題です。被災している方々に限らず、テレビでひっきりなしに表示される緊急地震速報や地震情報、被害の状況などをずっと目にしていると、中には絶望感や恐怖感を覚えたりして生活に支障をきたす場合があります。私も気を緩めると涙がぽろぽろ出るので、やばい!と思ったら嵐の曲に切り替えました。心配しすぎだと割り切れたらいいのですが、日本人は年齢が上になればなるほどどうしても我慢してしまい、気晴らしも苦手です。生きているとはいえ、長く苦しむことにならないよう、会話をしたり気晴らしになる事をすることを心掛けると良いと思います。

 ひとつでもいいから、地震が起きる前に普通にしていたことをする。炊事、洗濯、趣味などといった日常の動作がいかに大事かが心の底から分かるはずです。そうしたら、いざという時に他の方にも声を掛けてあげられるでしょ!^^

 

 読者の皆さんの参考になれば幸いです。早くこの異常事態が収束に向かいますように。