Mr.FUNKにベタ惚れなんですけどどうしよう。
あーばさんの成長ハンパないよ。Disco starがいい意味で霞んでる。
リズムの取り方とか、言葉の発音とか、音の伸ばし方とか、曲に合った歌い方をしてると思う。
これ聴いてたら自然と体が動くんだよね。そんで、気持ちいいの。

ディスコとかもう私のストライクゾーンなのね。世代ではないんだけど。
Earth&Wind,Fireの「September」とか、Bee Geesの「Stayin' Alive」とか、90年代だとJr.もミュージックジャンプか何かで踊ってたEX-ITの「Party」とか、すっごく好きなわけなんです。

ただ好きなのを聴いてただけだったから、ジャンルとかよく分からなくて、
そんで、いろいろと調べてたら面白いことに気がついて。これにたどり着いたのです。

Sugar Hill Gang - Rapper's Delight(Youtubeに飛びます)

ね!聴いた?聴いてみて。
これHip pop Boogieに出てくるよ。これってみんな知ってること???

ググってもほとんど出てこなかったからそれほどではないんだろうか…。

調べてみたら、すごいことが分かった。
しょさん、よいとこ盤でMr.FUNKのラップのところをオールドスクールっぽいとか言ってたじゃない。
このSugarhill Gangが、オールドスクール・ヒップホップのパイオニアなんだと。

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70s80s、世間はまさにディスコブーム。ただ、ディスコはお金を払わなければ入れないので、主に白人のものであって、低所得者層、特に黒人の音楽ではなかったらしい。
じゃあ、低所得者層はどのようにして音楽を楽しんでいたのか。
その一つが「ブロックパーティー」と言って、街中で機材を持ち寄ってDJが音楽をかけ続け、オーディエンスはそれに合わせて音を感じて踊るスタイル。それにライム(韻)を付けて盛り上げていたのがMCだった。
MCはその場を盛り上げる存在であった上に、ディスコ全盛期にそれをレコード化して販売する考えなど当時はなかった。

やがて、それが広がりを見せ、ディスコが下火になると、そのMCが入った音楽をレコードとして販売することを思いついた人がいた。そして、Sugarhill Gangが出した「RAPPER'S DELIGHT」がヒット。ラップが世間一般に初めて知れ渡ることになり、いわば「ヒップホップの起源」となった存在だというのだ。

もうちょっと細かいことをいうと、実際に彼らよりも数か月早くリリースしたグループがある。また、Sugarhill Gangは、共作した人物をクレジットに入れずに黙って勝手にリリースしてしまい、後にSugarhill GangのメンバーとなるHANKは、リリースの話を自分がマネージャーをしていたグループのCAZに話したが、双方の認識に相違があったのか、HANKはCAZから歌詞を受け取っておきながら、CAZをメンバーに含めず、受け取った(もしくはすでにパーティーなどで発表していた)歌詞を使って「Rapper's Delight」をリリースしてしまい、これが後に原曲の無断使用問題にも発展したらしい。(ちょっと端折りすぎたので説明を入れ直しました。2015.10.24)
それでも、Sugarhill Gangがラップを世間一般に知らしめた功績は後世にも語り継がれ、ヒップホップの起源と言われることに変わりはない。

もう一度言う。
Sugarhill Gangの「RAPPER'S DELIGHT」はヒップホップの起源と言われる曲なのである。
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もう察しが付くだろう。
しょさんは、Sugarhill Gangがヒップホップの起源であるという立場を知ったうえで、印象的なラップの部分をHip pop Boogieにミックスした。これは限りなく確信に近い。

が書いたHip pop Boogieを振り返ると、「最初でタイトなパイオニア」とある。
これは「COOL&SOUL」にも含まれているが、一方で、ジャニーズの事実として、V6の健君や剛君の方がよっぽど先に自分で作詞(共作)した曲を世に出している。V6の3枚目のシングル「BEAT YOUR HEART」だって、本人作詞ではないもののラップが入っている。この流れは、m.c.A・TとかDragon Ashとか、様々なラップの形が急速に広まった時代背景とは切っても切り離せないと私は思っている。
しょさんこそ世代ど真ん中で、これを知らないはずがない。

(もちろんHip Hopが本業、Hip Hopにどっぷり浸かっている人にはこんな動きなど考えない方が精神衛生上いいと思う人もいるだろう)

それでいてなぜ「COOL&SOUL」で「最初でタイトなパイオニア」と言い切ったのか。これが私には長いこと疑問だった。

答えの一つはSugarhill Gangにあるのだろうと確信している。言ったもん勝ちだ。
もっとも、彼ら、Sugarhill Gangにせよ、V6にせよ、パイオニアだと主張することはなかったし、しょさんが己の全てをSugarhill Gangに投影しているとも思わない。

ただ、比較的ライトに、ヒップホップのパイオニアを引用するだけで、自分たちは「Hipなpop」のパイオニアだと言い切る潔さが、結果的にSugarhill Gangへのリスペクトをより強いものにしているように、私は感じた。


これに気がついて、つくづく思う。


あっさりと大胆なことをやりやがって!!(歓喜)

(´-`).。oO(入所20周年おめでとう。この節目で知ることができて良かったよ。)

で、Mr.FUNKの話に戻るんだけど(忘れてた)

これまた70s80sのオールドスクール・ファンクとディスコとオールドスクール・ヒップホップの融合みたいな感じ。(てんこ盛り好きだからねジャニーズ)
しょさんがラップのところがオールドスクールっぽいって言ったのも、Sugarhill Gangの「Rapper's Delight」の
I said a hip hop the hippie the hippie to the hip hip hop and you don't stop
と同じリズムだからだね。ふむふむ。にやり。

そんで、忘れちゃいけないのが「Disco star」との関連性ですな。
Disco star様は、お調子者だったじゃない、正直。(笑)
その点、Mr.FUNKさんには多少大人の落ち着きがあるよね。
この際、ディスコの懐かしい振りを全部詰め込んでほしい。

あと、これはちょっと人によるのかもしれないけど、この曲、
Stievie Wonderもちらちら出てくるのはきっとわたしだけなんだろうな…(笑)
I wishのサビの冒頭3音が同じってだけなんだけど、個人的には、この曲思い出すだけでも結構懐かしく聞こえる。

さ、Mr.FUNKがドロップされたことで、
Magical song/Disco star/Mr.FUNK 
題して相葉パーリー三部作が完成(笑)

ライブでどんなことになるのか、楽しみです。